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タウバー川 : ミニ英和和英辞書
タウバー川[たうばーかわ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 

タウバー川 : ウィキペディア日本語版
タウバー川[たうばーかわ]

タウバー川(Tauber)は、マイン川左岸、すなわち南側の支流で、フランケン地方を流れるである。名前は、ケルト語の"dubra"(「黒い」または「暗い」)に由来する。
== 流路 ==
バーデン=ヴュルテンベルク州ロート・アム・ゼーに位置する、ヴァイカースホルツ山のクリンゲンブルンネンに源を発する。北北東へ向かい、バイエルン州のヴェトリンゲン、ディーバッハゲープザッテルと進み、ここで北西方向に流れを変える。支流のシャントタウバー川を合わせた後、石灰岩の地層に深い谷を刻み始め、ローテンブルク・オプ・デア・タウバー付近では深さ50mに達する。タウバーツェル(アーデルスホーフェン)を過ぎるとバーデン=ヴュルテンベルク州に入り、クレクリンゲンのアルクスホーフェン地区やクラインタール地区を流れる。北に向かってカーブしてバイエルン州のビーベレーエンレッティンゲンタウバーレッタースハイムを流れた後、バーデン=ヴュルテンベルク州に戻ってくる。
ヴァイカースハイムを過ぎたところで、短い区間ではあるが西に流れてバート・メルゲントハイムに至る。ここで北西に向きを変えると、河口までこの進路を下ってゆく。この後は長い区間で、タウバー川の渓谷はその幅を広げてゆき、タウバービショフスハイム付近では、その渓谷の幅は1kmを超える。ヴェアバッハを過ぎると渓谷は再び狭くなり、川は、雑色砂岩の新しい深い渓谷を造り出し、周辺の人口密度は低くなっていく。ヴェルトハイムに達しマイン川に合流するまでの最後の30kmの間、タウバー川は蛇行を繰り返す。水源から河口までの距離は126kmである。
1970年代には、タウバー川の最も高い場所にある本当の水源がどこであるかという点で、バイエルン州ヴェトリンゲンバーデン=ヴュルテンベルク州ロート・アム・ゼーとの間で意見の相違があった。結局、ヴァイカースホルツ山のクリンゲンブルンネンが、常に注いでいる水源としては最も高い場所にあることが確定し、1976年にタウバー川の水源として認定された。
タウバー川の流域面積は、1800km2で、そのうち660km2がバイエルン州に属す。主な支流には、ビーベレーエンで合流するゴラッハ川、ヴィカースハイムで合流するフォアバッハ川、ケーニヒスホーフェンで合流するウムファー川、ゲルラッハスハイムで合流するグリュンバッハ川などがある。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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