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タウンエースノア : ミニ英和和英辞書
タウンエースノア[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

タウンエースノア ( リダイレクト:トヨタ・タウンエース ) : ウィキペディア日本語版
トヨタ・タウンエース[ちょうおん]
タウンエース(''TOWNACE'' )はトヨタ自動車によって1976年から生産・販売されているキャブオーバー、もしくはセミキャブオーバーワンボックス商用車、ならびに派生車種の乗用車、(今で言うミニバン)、およびトラックである。
同社のカローラコンポーネンツを利用した、商用乗用両用車として企画・開発され、ミニエースバンコーチの後継車として既に生産されていたライトエースの上級車種として誕生した。
ライトエースはパブリカ(のちにスターレットに変更)の、タウンエースはカローラのキャブオーバー版という位置付けであり、両者の開発・生産の一部はダイハツ工業に委託されている。1991年頃まではToyota Van(トヨタ・バン)の名で日本国外へも輸出され、2代目の欧州向けはToyota Model F(トヨタ・モデル F)と名乗っていた。
== 歴史 ==

=== 初代 R10系(1976年〜1982年) ===

;1976年10月
: 3/6人乗りのバン(1200/1600cc)と8人乗りワゴン(1600cc)を発表。
: 当初は商用車の雰囲気を色濃く残しており、同社のライトエースの上級モデルという位置づけとされ、ハイエースとの間を埋める役割を持っていた。
: 車両の基本コンポーネンツは、初代ライトエースをベースにロング&ワイドボディ化。外装はフロントドア及びスライドドアはライトエースと共通としながらも、それ以外は全くの別デザインとした。
: ライトエースの上級車種ということで、1200ccの3K-J型に加えて、E30/50系カローラ系に搭載されていた1600ccの2T-J、12T-U型を設定。リアコンビネーションランプも30系カローラバン/ワゴンの流用である。
: 当初から5ナンバーワゴンの設定もあったが、装備は商用グレードと何ら変わらず、ATも設定されていなかった。
: 本車種の2型式はデルタワイドバン/ワゴンとして1982年までダイハツ工業OEM供給された。
;1978年10月
: レジャーユース需要の高まりから、ワゴン系の仕様を見直し。
* エンジンは昭和53年排出ガス規制適合のため、1600ccから1800ccの13T-U型へ変更。
* ワゴン系の足回りの見直しを行い、操縦安定性を向上。
* ワゴン系最上級グレード「カスタムエクストラ」を追加設定。
* ハイルーフ、手動サンルーフなども採用。
 * サンルーフのロックにはバス用部品を流用。
* バンのエンジンを1200(3K-J型)から1300ccの4K-J型へ変更し、ハイルーフを追加。
* 同年、トラックがラインナップに追加。高床・低床・ジャストローのそれぞれ標準・ロングデッキの6バリエーション。エンジンは1600ccの12R-J型を搭載。ジャストロー系のリヤタイヤはWタイヤではなく、高床モデルをベースに標準のバイアスタイヤよりタイヤ径の小さいラジアルタイヤを履かせ、なおかつ荷台をやや下げて架装するといったモデルで、実質的には高床とさほど変わらないモデルとなる。
* トラックの車両型式は標準デッキ車は「RR1#」、ロングデッキ車は「RR2#」と、ロングデッキ車は例外的に20番代の呼称となっている。
;1979年10月
: ライトエースのモデルチェンジに合わせてマイナーチェンジ。
: 市場からの要望をフィードバックすべく、細かな改良がなされる。乗用車としての見栄えや快適性を増し、同時に、よりカジュアル色を強めるため、インパネデザインの一新、フロントマスクの一部変更、風切り音や騒音の低減対策、新たな外板色の追加などが行われる。
* ワゴン系最上級グレード、「カスタムエクストラ」の名称を「スーパーエクストラ」に変更。
* バンは1600cc車に上級グレード「ハイデラックス」を追加設定。
* エンジンは54年排出ガス規制へ適合。
* トラックのマイナーチェンジはワゴン・バン系とは別に、やや遅れての実施となる。ジャストロー系のリヤタイヤに12インチのWタイヤが装着され、軽トラック並みの床面地上高の低さとなる。なお、ジャストロー系は車両前後でタイヤ/ホイール径が異なることから、後輪はもちろん前輪もハーフキャップが省略される。
:この頃ライバルであった日産・バネットとの競争の中、車種と装備の拡大は止まらず、一気にRV色を強めて行く。同時に数多くの特別仕様車が発表され、販売台数もさることながら、市場での人気を不動のものとしていく。
;1980年12月
: 2度目のマイナーチェンジ。ライバル車に対抗するため、より豪華にするのが狙い。
* ワゴン系のヘッドランプ規格型の角形2灯式へ変更。バン系は従来の丸型ヘッドランプながら、ヘッドランプベゼルおよびバンパーをグレー塗装に改め、見栄えを向上。
* 従来のコラムシフトの4速MTに加え、フロアシフトの3速フルオートマチックや、フロアシフトの5速MTを設定。
* ワゴン系は操縦安定性向上のため、新たにフロントサスペンションにスタビライザーが装着され、同時にバネレートの見直しも実施。
* ワゴン最上級グレードとして、チルトステアリングや電動リモコンミラー、2列目にスイング式対座シートを装備した「グランドエクストラ」を追加設定。
* 吊り下げ式のフロントクーラーに代わり、フルエアミックス式のエアコンが装備される。リヤクーラーは床置式からオーバーヘッド式に変わり、備え付けのクールBOXを追加。
* サンルーフも電動開閉式に改良。(手動式は一部グレードにて継続設定)
* 上級グレード「ハイデラックス」を1300cc車にも設定。
* トラックのジャストロー系に木製デッキ車が追加設定される。
;1982年2月
: 一部変更
* 簡易ベッドを装備したキャニオンパッケージを追加設定。
* サンルーフ装備車の一列目席にチルトアップ式のムーンルーフを追加。
* モーター駆動方式の電動カーテンをオプション設定。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・タウンエース」の詳細全文を読む




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