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タカネトウウチソウ
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タカネトウウチソウ
タカネトウウチソウ(高嶺唐打草、学名:''Sanguisorba stipulata'' )はバラ科ワレモコウ属の多年草〔〔『日本の野生植物 草本II 離弁花類』p.183〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.296〕。 == 特徴 == 多年草で全体にほとんど毛はない。地下の根茎は肥厚し横にはう。根出葉は束生し、長い葉柄があり、その先に5-6対の小葉をもった奇数羽状複葉がつく。小葉柄は長さ5-15mmあり、小葉は長さ1.5-6cm、幅1-4cmになる卵円形から長楕円形で、先端は円頭になり、基部は心形から円形になり、縁に鋭い鋸歯があり、裏面は粉白色になる。茎は高さ40-80cmになり、茎につく葉は小さく、互生する〔〔〔。 花期は8-9月。穂状花序は茎先、分枝した枝先に1個ずつつく。花は緑色を帯びた白色で、花穂は先が細い円柱形で長さ3-8cmになり、直立する。花穂には花を密につけ、花穂の基部から上部にかけて開花していく。花に花弁はなく、花弁状の萼裂片が4個ある。雄蕊は4個あり、長さ7-8mm、萼裂片の長さの3-5倍になり、花外に突き出る。花糸の上部はやや幅が広く、花後には脱落する。子房は下位で萼筒に包まれ、1個の胚珠があり、小型の柱頭はふさ状になる。果実は痩果で、やや革質になる〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タカネトウウチソウ」の詳細全文を読む
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