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国鉄タキ3700形貨車(こくてつタキ3700がたかしゃ)とは、1955年(昭和30年) から製作された、日本国有鉄道(国鉄)に車籍を有した酢酸専用の 30 t 積タンク貨車である。 == 概要 == 酢酸 および 無水酢酸専用タンク車の主力形式として1955年(昭和30年) から1969年(昭和44年)にかけて76両(タキ3700 - タキ3775)が、新三菱重工業、富士重工業、日立製作所、日本車輌製造、川崎車輛、帝國車輛工業、汽車製造にて製作された。 各年度による製造会社と両数は次のとおりである。(所有者は落成時の社名) * 昭和29年度 - 2両 * 新三菱重工業 2両 大日本セルロイド(タキ3700 - タキ3701) * 昭和30年度 - 1両 * 新三菱重工業 1両 大日本セルロイド(タキ3702) * 昭和31年度 - 5両 * 新三菱重工業 3両 大日本セルロイド(タキ3703 - タキ3704、タキ3707) * 新三菱重工業 2両 新日本窒素肥料(タキ3705 - タキ3706) * 昭和33年度 - 1両 * 新三菱重工業 1両 大日本セルロイド(タキ3708) * 昭和34年度 - 8両 * 新三菱重工業 5両 大日本セルロイド(タキ3709 - タキ3710、タキ3712 - タキ3713、タキ3716) * 富士重工業 1両 東邦レーヨン(タキ3711) * 新三菱重工業 2両 新日本窒素肥料(タキ3714 - タキ3715) * 昭和35年度 - 6両 * 新三菱重工業 1両 大日本セルロイド(タキ3717) * 新三菱重工業 3両 新日本窒素肥料(タキ3718 - タキ3720) * 日立製作所 2両 昭和電工(タキ3721 - タキ3722) * 昭和36年度 - 5両 * 日本車輌製造 1両 日本瓦斯化学工業(タキ3723) * 日立製作所 1両 昭和電工(タキ3724) * 新三菱重工業 1両 大日本セルロイド(タキ3725) * 新三菱重工業 2両 新日本窒素肥料(タキ3726 - タキ3727) * 昭和37年度 - 3両 * 新三菱重工業 3両 日本合成化学工業(タキ3728 - タキ3729) * 昭和38年度 - 6両 * 新三菱重工業 3両 日本合成化学工業(タキ3730 - タキ3732) * 富士重工業 1両 日本合成化学工業(タキ3733) * 日立製作所 1両 チッソ(タキ3734) * 川崎車輛 1両 新日本窒素肥料(タキ3735) * 昭和39年度 - 5両 * 日立製作所 1両 昭和電工(タキ3736) * 日立製作所 4両 徳山石油化学(タキ3737 - タキ3740) * 昭和40年度 - 3両 * 日立製作所 2両 徳山石油化学(タキ3741 - タキ3742) * 富士重工業 1両 電気化学工業(タキ3743) * 昭和41年度 - 2両 * 三菱重工業 2両 日本合成化学工業(タキ3744 - タキ3745) * 昭和42年度 - 14両 * 三菱重工業 2両 日本合成化学工業(タキ3746 - タキ3747) * 富士重工業 10両 電気化学工業(タキ3748 - タキ3757) * 帝國車輛工業 1両 日本合成化学工業(タキ3758) * 三菱重工業 1両 日本合成化学工業(タキ3759) * 昭和43年度 - 16両 * 汽車製造 4両 ダイセル化学工業(タキ3760 - タキ3763) * 日立製作所 3両 昭和電工(タキ3764 - タキ3766) * 富士重工業 9両 電気化学工業(タキ3767 - タキ3775) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ3700形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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