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タギシュ・レイク隕石 : ミニ英和和英辞書
タギシュ・レイク隕石[たぎしゅ れいくいんせき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

隕石 : [いんせき]
 (n) meteorite
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

タギシュ・レイク隕石 : ウィキペディア日本語版
タギシュ・レイク隕石[たぎしゅ れいくいんせき]

タギシュ・レイク隕石(タギシュ・レイクいんせき、Tagish Lake meteorite)は2000年1月18日16時43分にカナダユーコン準州からブリティッシュコロンビア州にまたがるタギシュ湖(Tagish Lake)付近に落下した隕石である。落下する火球はカナダのブリティッシュコロンビア州の北部で目撃され、その後500以上の隕石の破片が氷結した湖の湖面から回収されたが、さらに多くの破片があったと考えられている(湖面の気温の上昇に伴い、捜索が打ち切られたため)。
火球の残した雲の写真により軌道が計算された。回収された隕石片の大部分は暗い灰色で明るい色の含有物が含まれていた。最大の破片は2.3kgであった。回収された破片は汚染されないように冷凍して研究機関に運ばれた。カルガリー大学ウェスタンオンタリオ大学の研究者によって回収され、NASAと共同で調査が行われた。現在はアルバータ大学に保存されている。
タギシュ・レイク隕石は大気突入前に4mの大きさで、56トンの重量があったと見積もられた。全体の約97%は落下中に気化したと見積もられ、残った隕石片の総重量の1,300kgのうち10kgほどの隕石が13km×3kmの広さの地域で回収された。火球の残した雲の写真などから求められた隕石の軌道は軌道長半径が2.1 AU近日点距離が0.89 AU、離心率が 0.57 AUである。
ドイツ語版によれば、回収された隕石の化学組成は炭素硫黄窒素の比率が高く彗星のコマの組成に近い。また太陽系の形成以前に超新星の爆発で生成されたと考えられる微小なダイアモンドが含まれていた。これらの研究から、タギシュ・レイク隕石はD型小惑星由来ではないかと考えられている。
==外部リンク==

*詳細な記事 - 横浜こども科学館
*五十嵐丈二氏の記事
*英文記事



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タギシュ・レイク隕石」の詳細全文を読む




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