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フリーザ一味(フリーザいちみ)は、鳥山明の漫画・アニメ作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する架空の宇宙組織。劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』とアニメ『ドラゴンボール超』の作中では「フリーザ軍」、アニメ『ドラゴンボールZ』の関連書籍やカードダスなどでは「惑星戦士」とも呼ばれている。 == 概要 == フリーザを中心とした、宇宙の数々の惑星を支配する巨大組織。 様々な惑星の部下を使って星の地上げや破壊を行い、星を支配下に置くことで勢力を拡大している。破壊し尽くした星を含めずとも支配している星の数は数百におよび、古来より多くの星を襲っていたサイヤ人をも力により支配下に置いていた〔ジャンプ・コミック出版編集部編「マンガ「DRAGON BALL」の真実 トリヤマはこう考えていたよスペシャル」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月9日、ISBN 978-4-08-874803-0、94頁。〕。当初、フリーザ編ではフリーザが頂点として描かれていたが、一度フリーザが倒された人造人間編でも一味は機能し続けその父親コルドの存在が明らかになる。 統括者のフリーザの戦闘力は突出して高いため、基本的に部下たちはフリーザに逆らうことはできず〔作中では首領格に当たる人物が、自分より強い部下の反逆により殺害されるケースが多数見られる。レッドリボン軍のレッド総帥は呆気なくブラック補佐に射殺され、ドクター・ゲロ、バビディ、劇場版オリジナルキャラクターのパラガスは部下の制御ができず殺されている。〕〔アニメではキュイと同族の戦士が故郷の惑星を滅ぼしたフリーザがナメック星で死ぬことを予感し歓喜に打ち震えていた。〕、命令に忠実である〔『TVSP』でザーボンはフリーザの「部下もろとも惑星ベジータを消滅させるために上部ハッチを開ける」という不条理な命令にも従っている。〕。アニメでは統括者フリーザが部下を処刑する描写が見られる。 その悪名は界王や破壊神ビルスの耳にも轟くほどで〔鳥山明「其之三 鳥山明の一言コメントで蘇る!「F」復活プロジェクト」『DRAGON BALL 鳥山明描き下ろし脚本完全収録F』集英社〈ジャンプ コミックス〉、2015年4月18日、20-23頁。〕、銀河パトロールも見て見ぬふりをしている〔「寺P『ジャコ』のすべてを探る!!」『Vジャンプ』2013年12月号、集英社、453-457頁。〕。 劇場版『復活の「F」』および『超』では、フリーザや主要幹部が死亡したと判明した途端に多くの星から反乱を起こされ、内部統率も乱れている。また、『超』では最大兵力である第一、第二大隊が全滅、第三大隊も半数が行方不明と軍の兵を6割損耗した状態となったという説明が追加され、大幅に弱体化している。 メンバーの名前は、フリーザの親族がほぼ全員「冷やす」や「冷たい」などの関係のものに由来している。その部下はサイヤ人も含め、冷蔵庫に入っている食品関係で統一されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フリーザ一味」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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