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タダコピとは、コピー用紙裏面を広告掲載スペースとすることで無料コピーができるものである。ユーザーが負担する費用を無くした情報配信メディアであるといえる。中央大学、法政大学、慶應義塾大学の学生らが設立したベンチャー企業オーシャナイズが世界で初めて展開した。また、2009年9月には男女、学年などの属性に応じてターゲットをセグメントし、それぞれに異なる情報掲載を可能にするシステム開発を行い、北里大学、帝京大学等の大学で運用されている。2012年4月より青山学院大学や立教大学などの一部の大学では、タダコピの利用に会員登録が必要となっている。タダコピアプリのインストール、タダコピサイトを通じて会員登録が可能。会員数は、2013年1月現在11万人。 == 概要 == 従来、コンビニなどでは、モノクロコピー1枚に対して10円の費用がかかるが、用紙の片面に企業広告をあらかじめ印刷したコピー用紙を利用することで、無料でコピーサービスを提供することを可能とした。タダコピは、慶應義塾大学、東京大学などの首都圏の複数の大学を筆頭に、関西圏や名古屋圏、さらには、中国の上海などにある大学にも設置されている。 裏面の情報掲載スペースには、対象が大学生になるため、主にエンタメ関連情報や、アルバイト情報、若者向け商品情報、就職関連情報が掲載されている。 2006年4月にサービスを開始し、2013年1月現在では167大学201キャンパスで実施している。 スポンサーは大企業を中心に様々である。 日経MJにタダコピ紙面上でのソニー銀行とのタイアップ面白企画が取り上げられていた。 ただし、京都大学、神奈川大学など一部の大学では資源の浪費の原因になる事や、著作権問題を理由に導入しない方針を示しているところもある〔京都大学生協:わたしもひとこと 2007年3月12日、4月18日〕〔生協ひとことカード 神奈川大学 2006年10月24日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タダコピ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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