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タチウオ科[たちうおか]
タチウオ科(学名:)は、スズキ目サバ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。3亜科で構成され、タチウオなど少なくとも10属39種が記載される〔『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.431-432〕。 == 分布・生態 == タチウオ科の魚類はすべて海水魚で、太平洋・インド洋・大西洋など世界中の海に幅広く分布する〔。多くの種類が200m以深の深海で生活する深海魚で、大陸斜面など海底付近を遊泳して生活すると考えられている〔。オビレタチ ''Lepidopus caudatus'' など一部の種類は、夜間に餌を求めて海面付近に浮上する、日周鉛直移動を行うことが知られている〔。 本科魚類の多くは牙のような鋭い歯を備えているが、大型の動物プランクトンを中心に捕食するとみられている〔。食用魚として漁獲対象となる種類が多く、特にタチウオ ''Trichiurus lepturus'' は世界の年間漁獲量が150万トンに達し、魚種別の上位10位に入るなど漁業上きわめて重要な存在となっている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タチウオ科」の詳細全文を読む
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