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タニタデ
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タニタデ
タニタデ(谷蓼、学名:''Circaea erubescens'' )は、アカバナ科ミズタマソウ属の多年草〔〔『日本の野生植物草本II離弁花類』p.268〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.489,p.1326〕。 ==特徴== 同属の他種と比べ、全体にやせ形。地下に細長い根茎がある。全草ほとんど無毛で、茎は直立し、高さは20-50cmになり、茎の節間の基部はややふくらんで紅色を帯びる。葉は対生し、紅色を帯びた葉柄があり、葉身は長さ3-8cmの長卵形から卵形で、先端は鋭尖形、基部は丸く、縁に低い波状の鋸歯がある〔〔〔。 花期は7-9月。茎先に分枝して総状花序をつけ、花柄のある小さい花を下向きにつける。花序は長さ6-10cmになり、毛はない。萼裂片は赤色で2個ある。花弁は白色から淡紅色で2個あり、先端が浅く3裂する。雄蕊は2個あり、花弁と互生する。花柱は1個でかぎ状の刺毛におおわれた下位子房がある。果実は長卵形の堅果で、径2-2.5mmになり、溝はなく、かぎ状の刺毛が密生する。中に種子が2個入る〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タニタデ」の詳細全文を読む
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