翻訳と辞書
Words near each other
・ タバコ・ロード
・ タバコ依存症
・ タバコ問題情報センター
・ タバコ問題首都圏協議会
・ タバコ屋
・ タバコ属
・ タバコ市
・ タバコ広告
・ タバコ病
・ タバコ税
タバコ製品
・ タバコ警告表示
・ タバコ顔
・ タバサ
・ タバサの冒険
・ タバサラン語
・ タバサ・セント・ジェルマン
・ タバシオ
・ タバシュニク
・ タバスコ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

タバコ製品 : ミニ英和和英辞書
タバコ製品[ひん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せい]
  1. (n,n-suf) -made 2. make 
: [ひん]
 【名詞】 1. thing 2. article 3. goods 4. dignity 5. article (goods) 6. counter for meal courses 

タバコ製品 ( リダイレクト:たばこ ) : ウィキペディア日本語版
たばこ[ひん]

たばこは、ナス科タバコ属の栽培種の葉を嗜好品に加工した製品である。日本の法令上は「タバコ属の植物」を「たばこ」といい(たばこ事業法2条1号)、「たばこの葉」を「葉たばこ」(たばこ事業法2条2号)という。そして、「葉たばこを原料の全部又は一部とし、喫煙用、かみ用又はかぎ用に供し得る状態に製造されたもの」を「製造たばこ」と呼ぶ(たばこ事業法2条3号)。本項では、製造たばこについて記述する。
== 噛みたばこ ==
噛みたばこは直接タバコの葉を含む混合物を噛むことにより風味を楽しむものであり、タバコの楽しみ方としては最も古い方法である。北米大陸のインディアンは、ライム(石灰)とともに用いている。火気厳禁である場所、たとえば船倉、鉱山、森林などで用いられた。
タバコの葉と石灰などを共に口に含み使用し、唾液は飲み込まず排出する。西部劇などで見られる痰壷はこれを吐き出すためのものである。唾液を飲み込むとニコチン中毒を起こす危険性があり、唾液中のニコチンは水に溶けた状態なので吸収が早く中毒症状も重い。また、口の粘膜から直接成分を吸収する結果、口腔がん及び咽頭がんの大きな要因になるとして問題視されつつある。
現在ではタバコの葉と石灰の組み合わせのほかにさまざまなハーブなどを組み合わせたものや、子供向けの甘味料と香料を多く含んだグトゥカー、ハーブだけで構成されたパーンと呼ばれる製品もある。インド東南アジアなどが主要な産地である。
かつては世界的に噛みたばこの使用は一般的であったが、公共の場でつばを吐くという行為が不衛生であり、マナーの観点からも好ましくないことで、徐々に紙巻きたばこに需要が移った。また、昨今の禁煙の風潮と相まって、需要は減少傾向にある。
煙を吸引することによる肺活量の低下がないことで、米国メジャー・リーグの選手に噛みたばこを愛用する者が多く、試合中グラウンドやベンチ内でヤニを吐く光景がよく見られる。米国がん協会1998年2003年の調査によれば、36%の大リーガーが噛みたばこを愛用している。しかし、健康面での問題がクローズアップされるにつれ、大リーグでの噛みたばこ使用に厳しい目線が向けられるようになり、現在はマイナーリーグで徹底した禁煙教育が行われるようになっている〔なぜプロ野球選手は「タバコ」がやめられないのか? (4/4) Business Media 誠 2013年3月7日〕。一方、大リーグでは禁止に至っておらず、2010年には米下院の公聴会で大リーグでの使用禁止の是非が議論された。殿堂入り選手のトニー・グウィンは、2010年唾液腺ガンが判明した際に、現役時代に愛用していた噛みたばこが原因ではないかと語った〔David Brown (2010-10-09), Tony Gwynn suspects his cancer comes from chewing tobacco , Yahoo!Sports (英語), 2010年10月11日閲覧〕。日本のプロ野球においてもアメリカ出身の選手に愛用者が多かったが、今ではほとんど見られなくなった。
日本では「煙も出ない、人に迷惑をかけることがないたばこ」であるとして普及の動きがあったが、日本人の舌に合わないせいもあって定着しなかった。2000年代にはガムタイプのファイアーブレイクが発売されたが、2009年に製造が終了した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「たばこ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tobacco products 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.