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タバリー・ヘンリー（Tabarie Joil Henry、1987年12月1日 ‐ ）は、アメリカ領ヴァージン諸島の男子陸上競技選手。専門は短距離走。400mでは屋外（44秒77）と室内（45秒81）のアメリカ領ヴァージン諸島記録保持者で、2009年ベルリン世界選手権4位、2011年大邱世界選手権7位、2012年イスタンブル世界室内選手権4位の実績を持つ。400m以外にも複数の室内種目でアメリカ領ヴァージン諸島記録を保持している。 == 経歴 == アメリカ領ヴァージン諸島出身。6歳の時にはアメリカ合衆国のフロリダ州マイアミに移り住んでいる。陸上は高校で始め、最初は800mに取り組んだ。 2008年8月、北京オリンピックの400mに出場。予選を45秒36のアメリカ領ヴァージン諸島記録で突破し、アメリカ領ヴァージン諸島勢初となるオリンピック短距離種目のセミファイナリストとなった。準決勝でもアメリカ領ヴァージン諸島記録となる45秒19をマークしたが、1組7着に終わり決勝には進めなかった。 2009年5月、全米短期大学選手権（NJCAA選手権）の400mにおいて自身初の44秒台となる44秒77をマークした。 2009年8月、ベルリン世界選手権の400mに出場。予選を45秒14（全体2位）で突破すると、準決勝は自身2度目の44秒台となる44秒97（全体9位）で突破し、全種目を通じてアメリカ領ヴァージン諸島勢初となる世界選手権のファイナリストとなった（予選ラウンドがない種目は除く）。決勝は45秒42の4位に終わり、3位のレニー・クオとは0秒40差でメダルを逃した。 2011年8月、大邱世界選手権の400mで2大会連続の決勝に進出するも、45秒55の7位に終わった。 2012年3月、イスタンブル世界室内選手権の400mに出場。予選を46秒71（全体3位）、準決勝を46秒01（全体2位）と、ともにシーズンベストで突破し、全種目を通じてアメリカ領ヴァージン諸島勢初となる世界室内選手権のファイナリストとなった。決勝でもシーズンベストとなる45秒96をマークしたが、3位のクリス・ブラウンと0秒06差の4位に終わりメダルを逃した。 2012年7-8月、ロンドンオリンピックの開幕式でアメリカ領ヴァージン諸島選手団の旗手を務めた。レースでは準決勝でシーズンベストとなる45秒19をマークしたが、1組6着に終わり決勝には進めなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「タバリー・ヘンリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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