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タビオ株式会社(Tabio Corporation)は、大阪府大阪市浪速区に本社を置く、靴下の企画・製造・販売を主業とする企業。 == 概要 == 1968年3月10日に「ダンソックス」として起業。1977年に「株式会社ダン」に社名変更、2006年に「タビオ株式会社」に社名変更し現在に至る。 近年の靴下市場は、中国産の安い製品が市場を多く占めている。その中で、タビオは「日本製」にこだわり、工場での生産から店舗での販売・在庫管理までを一貫する「サプライチェーン・マネジメント(後述)」を行っている〔篠原匡「いまどき「国産」の「靴下」に賭けて増収増益! タビオがコモディティー商品で味わった栄光、挫折、そして復活」『日経ビジネスオンライン』日経BP社、2009年7月1日付配信〕。売上げの9割は女性向け商品である〔。また、2002年にはイギリスの高級百貨店ハロッズに、2009年にはフランス パリのマレ地区と海外出店に努めブランドイメージを発展させてきている。 しかし、経営は順風満帆だったわけではない。1970年代の資金繰り悪化による経営危機、2000年代の営業不振と危険な時期もあった。特に2000年の大証2部上場後は、利益のために店舗への投資を怠り、本部の意向を押しつけすぎた結果、店舗は荒れ、従業員の士気が低下。「本部は敵」とまで言わしめる惨状を呈し販売は低迷した〔。だが本部は「いい靴下を作れば売れるはずだ。この靴下が売れないのは営業努力が足りないからだ。揚げ句、ウチの靴下を履かない客がバカなんだ」〔とプロダクトアウトの思考にはまり、生産と販売とがかみ合わない状況となっていた〔。こうした状況の中で、越智勝寛(創業者 越智直正の息子。2008年より同社社長)が問題点を把握し、改革を実行。その結果、タビオは危機的状況を乗り越え、再び売上げを伸ばすようになった〔。 創業者は、越智直正(2008年より同社会長)。会社を興し一代で成長させ、「靴下の神様」の異名を持つ〔。 セレッソ大阪のオフィシャルスポンサーである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タビオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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