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タフリナ目[たふりなめ]
タフリナ目 Taphrinales は、子嚢菌門タフリナ菌亜門に所属する分類群であり、この目単独でタフリナ綱 Taphlinomycetes を構成する。ここに含まれるものはいずれも被子植物の寄生菌である。 ==構成== この目に含まれるのはタフリナ科とプロトミケス科の2つである〔以下、主たる部分はAlexopoulos et al(1996)p.260-265〕。120種ほどを含み、それらはいずれも被子植物に寄生する。これらは葉または茎に寄生し、その部分にゴールや肥厚や天狗巣病などの変形を生じる。タフリナ科には重要な栽培植物に被害を与えるものが多くあり、研究が進んでいる。対してプロトミケス科のものには重要な栽培種を攻撃するものがおらず、また宿主の範囲が限定されている。 いずれも菌糸体を形成するが子実体は作らず、子嚢は宿主表面などに作られる。また胞子が出芽によって増殖する酵母的なステージがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タフリナ目」の詳細全文を読む
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