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タムタム : よみがなを同じくする語

TAMTAM
TAMTAM (ダブバンド)
TAMTAM (音楽ユニット)
タムタム : ウィキペディア日本語版
タムタム

タムタム(Tam-tam)は、金属で作られた大型の打楽器
==概要==
タムタムは、体鳴楽器である銅鑼ゴング)の仲間に分類される。一定のピッチの判別しがたい、低い音が出る。また余韻も非常に長い。
形は丸く、皿形で、縁が直角に短く裏へ折られている。直径は30cmから110cmほどである。通常は、直径15cmほどの柔らかいヘッドのついた(マレット、ビーター)でたたく。大太鼓(バスドラム)のマレットと似ているが、より大きく重量感もある。楽器は、通常 金属製の枠(スタンド)からひもで吊して支持する。
中国を起源としており、しばしば楽器の表などに模様として漢字が書かれている。
タムタムは80%、スズ20%の青銅によって作られており、中国の特殊な錬成技術を用いて作成される。 この錬成技術はフランスの化学者''Jean-Pierre-Joseph d'Arcet'' (1777 - 1844)によって解明された。
タムタムと似た楽器にゴングがあるが、これはインドを起源とする。中央に半球状の凸部があり、この凸部を叩くと一定のピッチが判別できるので、一般に別の楽器として扱う。プッチーニの歌劇『トゥーランドット』にはタムタムと共に「チャイニーズゴング」が使われるが、これも音程を有する楽器である。
なお、似た名前の楽器に太鼓の一種のトムトム(Tom-tom)がある。しばしば混用されるが、現在では銅鑼にタムタム、太鼓にトムトムという使い分けが定着してきている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タムタム」の詳細全文を読む




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