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Order Gadiformes =========================== ・ 目 : [め, もく] 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
タラ目()は硬骨魚類の分類群の一つ。9科75属555種で構成される大きなグループであり、マダラ・スケトウダラ・コマイなど、漁獲対象として世界的に重要視される魚種を多数含んでいる。 == 概要 == タラ目は側棘鰭上目と呼ばれるグループに属す。所属する魚のほとんどは海水魚で、極海を含めた全世界の海洋に幅広く分布している。タラ科とメルルーサ科には水産資源として重要な魚種が多く含まれており、世界の総漁獲量の4分の1以上はタラ目の魚類が占めている〔。これら食用種は北太平洋・北大西洋での分布が中心である。深海を主な生息域としている種類が多く、特にソコダラ科・チゴダラ科の魚類は底生性の深海魚として種類・数の両面で卓越し、深海底の生態系において重要な役割を担っている。 体型は細長く、長い背鰭(1-3基)と臀鰭(1-2基)で基底は長い。腹鰭は胸鰭の下か、あるいはより前方の喉の位置にある。尾鰭があるものでは、脊椎骨後方の血管棘と神経棘が尾鰭鰭条の大部分を支える擬尾を持つ。棘条(鰭を支える硬いトゲ状の構造)をもたず、鰭条は全て軟条だが、多くのものは背鰭の最初に擬棘(1-2本)を備える。多くの種類では下顎先端に小さなヒゲを持つ。頭蓋骨は基蝶形骨と眼窩蝶形骨を欠き、間在骨は大きい。多くは鰾をもっており、気道は接続されていない。耳石は構造に特徴があり、大きく発達している。体は円鱗や櫛鱗で覆われている。ほとんどの種類は体長数十cm程度にまで成長し、マダラなど一部の種類では1mを超えるものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タラ目」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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