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タラ(鱈、大口魚、鰔)は、タラ目タラ科のうちタラ亜科に所属する魚類の総称。北半球の寒冷な海に分布する肉食性の底生魚で、重要な水産資源となる魚を多く含む〔。 日本近海では北日本沿岸にマダラ・スケトウダラ・コマイの3属3種が分布する〔『日本の海水魚』 pp.132-133〕。単に「タラ」と呼んだ場合はマダラ(''Gadus macrocephalus'')を指すことが多い。 == 生態 == 温帯に分布するものや汽水域に入るものもいるが、ほとんどの種類は寒帯・亜寒帯の冷たい海に分布する海水魚である。 海底の近くで生活する底生魚で、水深200m以深で暮らすいわゆる深海魚が多いが、季節によって生息深度を変える種類もいる。大きな群れを形成し、大規模な回遊を行うものもある〔。背中側の体色は灰色や褐色で、水底に紛れる保護色となる。 食性は肉食性で、多毛類・貝類・頭足類などの無脊椎動物や他の魚類を捕食する。 産卵は冬期から早春にかけて行われる。卵は沈性卵で、砂泥の海底に産卵される。タラ類の一度の産卵数は数十万から数百万個に及び、魚類の中でも多産の部類である。親魚による卵や仔魚の保護はみられず、生残率は非常に低いと考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タラ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pollock 」があります。 スポンサード リンク
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