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タルワー級フリゲート () は、インド海軍のフリゲート。ロシアの設計によるもので、建造もロシアで行なわれている。 == 概要 == タルワー級フリゲートは、ロシア国境軍のクリヴァク3型(11351型)国境警備艦をベースとして、設計を全面的に刷新したものである。ロシアでは''1135.6号計画艦''(あるいはピリオドを省いて''11356号計画艦'')という番号が振られており、前期建造艦3隻は、いったんロシア軍艦として建造されたのち、インド海軍に引き渡された。ただし、本級は設計段階よりインド海軍向けとして開発されており、いったんロシア軍艦籍を与えられたのは、あくまで事務上の理由によるものである。 当時インド海軍は、主力フリゲートニルギリ級フリゲートの退役に直面しており、一方後継として計画中だったシヴァリク級フリゲートが戦力化されるまでにはなお時間が必要であった。その空白期間を埋めるために取得されたのが本級である。1997年11月17日、ロシアがインド向けに11351型国境警備艦をベースにした3隻の多目的フリゲートを10億ドルで建造する内容の契約がロシアとインドの間で締結された。 本級は、設計面ではクリヴァク3型国境警備艦に基づいているとはいえ、ステルス性を重視して外形は大きく改変されている。また、原型艦で搭載されていたオサーM(SA-N-4ゲッコー)個艦防空ミサイルに替わってシュチーリ-1(SA-N-12グリズリー)艦隊防空ミサイルを搭載、対艦ミサイルも搭載されている。 ロシア海軍向けとして、本艦をベースとしたアドミラル・グリゴロヴィチ級フリゲート(11356R/M型フリゲート)も建造中である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タルワー級フリゲート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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