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数学の分野において、タングル (''tangle'') は結び目の一部分を切り取って得られるような幾何的対象のことである。通常次の二種類のいずれかを指す。 * ある 2次元球面で切り取って得られるもの。以下のタングル(1)。 * 平行な二つの平面で切り取って得られるもの。以下のタングル(2)。 これらは共に「境界付き 3次元多様体に埋め込まれた、 1次元の(境界付き)多様体」とみなせるが、これら二種類のタングル(もしくはその一般化)が統一的に扱われることはないようである。 == タングル(1) == ''n''-タングル (''n-tangle'')とは、交わらない ''n'' 本の(両端のある)曲線の 3次元球への適切な埋め込みのことである。各曲線の各端点は 3次元球の境界にあらかじめ指定された ''2n'' 個の点のいずれかに写されなければならない。二つの ''n'' -タングルは、片方のタングルを他方に移す、境界を固定する全同位が存在するときに同値であるとする。タングルの理論は結び目理論の類似としてとらえられるが、閉曲線の代わりに端点が固定された紐を扱うというところが異なっている。 タングルはジョン・ホートン・コンウェイによって導入された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タングル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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