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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 数 : [すう, かず] 1. (n,n-suf) number 2. figure
タンジェント数(タンジェントすう、)とは、正接関数 を母関数とする数列、もしくはそれに属する個々の数のことである。すなわち、以下のテイラー展開で定義される整数列 として定義される。 :: タンジェント数はすべて整数である。 しかも、偶数項はすべて0、奇数項は ''T''1 = 1, ''T''3 = 2, ''T''5 = 16, …と続く。 ゼロでない要素のみをタンジェント数と呼ぶこともある。 ゼロでない項を抽出すると次のようになる。 :1, 2, 16, 272, 7936, 353792, 22368256, 1903757312, 209865342976, …() タンジェント数がゼロとなる位置にセカント数 (オイラー数 参照) を挿入してつくった数列は、組合せ数学において、交代順列の組合せの数を与える。 == ベルヌーイ数との関係 == タンジェント数は、ベルヌーイ数を用いて次のように書くことができる。 :: この関係式に示すように、タンジェント数の偶数項は必ずゼロになる。 この関係式を得る導出過程で、タンジェント数の偶数項には、ベルヌーイ数の第3項以降の奇数項が含まれている。 しかも、タンジェント数の偶数項は、正接関数の変数が実数である条件に対して、虚数項を生成するため、正接関数が実関数である要請からタンジェント数の偶数項はゼロでなければならない。 その要請が、ベルヌーイ数の第3項以降の奇数項が必ずゼロとなる証明にもなっている。 ベルヌーイ数の漸近的性質から、以下に示すタンジェント数の漸近的性質が導かれる。 :: この漸近的性質から、正接関数 のテイラー展開が を収束半径とすることがわかる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タンジェント数」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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