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担担麺(たんたんめん、中国語: タンタンミエン、成都方言: タンタルミエン 〔王文虎、張一舟、周家筠編、『四川方言詞典』pp69-70、1987年、四川人民出版社、成都、ISBN 7-220-00370-6〕)は、中国四川省発祥の辛みを利かせた挽肉やザーサイの細切りなどをのせた麺料理である〔広辞苑 第六版【担担麺】〕。香港または日本の麺料理の一種としても定着しているが、各地で大きくアレンジし直され、風味などが異なっている。 == 名称、表記 == 「担担」または「担担兒」は成都方言で天秤棒を意味し〔王文虎、張一舟、周家筠編、『四川方言詞典』pp69、1987年、四川人民出版社、成都、ISBN 7-220-00370-6〕、元来、天秤棒に道具をぶら提げ、担いで売り歩いた麺料理のためにこの名が付いた。 本来の漢字で書くと「擔擔麪」である。「担」は「擔」の、「麵」は「麪」の発音を示す部品を取り替えて生まれた俗字である。「麺」は「麵」の偏を崩している。簡体字では「担担面」と書くが、「面」は「麵」の偏を取ってしまった字である。なお、「担」および「麺」が常用漢字であり、一般に使われている。 日本語では「担担麺」と書くのが最も一般的だが、日本の繰り返し符号を使って「担々麺」と書く事も多い。日本では、店のメニューに「坦坦麺」もしくは「坦々麺」と書いてある例も少なくないが(正:担、誤:坦)、これは日本語入力の際の漢字変換辞書に「担担麺」が登録されておらず〔『Windows 7』のMS-IME 2009に未登録、ATOK2007には登録。〕、「平坦な」という意味の「坦坦」、「坦々」が呼び出されたのに気づかずに確定してしまったことによる誤記と考えられる。中国や香港で「坦」の字は使われない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「担担麺」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dandan noodles 」があります。 スポンサード リンク
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