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タンパク質フォールディング : ミニ英和和英辞書
タンパク質フォールディング[たんぱくしつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

タンパク質 : [たんぱくしつ]
 protein
: [しつ, たち]
 【名詞】 1. quality 2. nature (of person)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

タンパク質フォールディング ( リダイレクト:フォールディング ) : ウィキペディア日本語版
フォールディング[しつ, たち]

フォールディング (folding) は、タンパク質が特定の立体構造に折りたたまれる現象をいう。
==概要==
細胞内で翻訳されたタンパク質は、すぐにそのアミノ酸配列に応じて固有の立体構造に折りたたまれ、機能を有するようになる。この状態を天然状態(native state)という。この天然状態の構造を熱や変性剤で崩して機能を失わせたものを、変性状態(denatured state)という。フォールディングとは、翻訳時から天然状態への変化、または変性状態から天然状態への変化のことをいう。
タンパク質はアミノ酸の複数結合した直鎖状の分子で、可能な立体構造は無数に存在するが、細胞内ではそれぞれ特定の立体構造をとる。このため、かつては細胞内にタンパク質を天然構造に折り畳む「鋳型」があると考えられていた。しかし1950年代から60年代にかけてクリスチャン・アンフィンセンが、リボヌクレアーゼが試験管内において変性状態から天然状態に変化することを示し、「タンパク質は自発的に、熱力学的に最も安定な立体構造をとる」とした。これをアンフィンセンのドグマと言い、この折りたたみ過程がフォールディングである。
なお、一部には自発的にフォールディングせずシャペロンの補助を必要とするタンパク質や、天然状態では構造が確定していない天然変性タンパク質なども存在する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォールディング」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Protein folding 」があります。




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