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タービ・ラント(, 1992年7月17日 - )は、エストニア出身の男性元フィギュアスケート(アイスダンス)選手。パートナーはイリーナ・シュトルクなど。兄はアイスダンス選手のクリスティアン・ラント。 2010年バンクーバーオリンピックアイスダンスエストニア代表。エストニアフィギュアスケート選手権優勝5回。 == 経歴 == 1998年からスケートを始める。長くアイスダンスカップルを組むイリーナ・シュトルクとは2008年にいったん解散したが、1シーズン置いた2009年に再結成した。コーチのレア・ラントはタービ、クリスティアン兄弟の母である。 2009-2010シーズン、シュトルク/タービ組はエストニア選手権に優勝したが、実質的にはケイトリン・マロリー/クリスティアン・ラント組に次ぐエストニア2番手カップルであり、バンクーバーオリンピックへのエストニア選手の出場権もネーベルホルン杯でのマロリー/クリスティアン組の成績により獲得していた。しかしマロリーはエストニア代表としてのオリンピック出場に必要なエストニア国籍を持たず、入手の条件であるアメリカ国籍の放棄を拒んだため、オリンピックにはシュトルク/タービ組が出場することとなった。 2010-2011シーズン、欧州選手権に初出場し21位。世界ジュニア選手権は前年の28位から大きく順位を上げ、10位に入った。 2011-2012シーズン、地元開催のジュニアグランプリシリーズのタリン杯では、シリーズ参戦5シーズン目にして初のメダルを獲得した。 2012-2013シーズンよりシニアクラスに以降。ニース杯では銅メダルを獲得した。2013-2014シーズンの世界選手権では初めてFDに進出し19位だった。2014-2015シーズンのエストニア選手権では5度目の優勝を果たし、歴代2位タイの記録となった。 2015年12月13日、エストニア選手権にて引退セレモニーが開かれた。女子シングルの表彰式の前にタイム・トゥ・セイ・グッバイを披露し、現役生活に別れを告げた〔ÜLLATUS: Iluuisutajad Irina Štork ja Taavi Rand lõpetavad tippspordi karjääri 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タービ・ラント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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