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ターボ符号 : ミニ英和和英辞書
ターボ符号[たーぼふごう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
符号 : [ふごう]
 【名詞】 1. sign 2. mark 3. symbol 
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

ターボ符号 ( リダイレクト:ターボ符号(ターボふごう、)は、1993年に開発された高性能な誤り訂正符号であり、宇宙探査機での通信など、ノイズのある限られた帯域幅で情報転送量を可能な限り最大化したい場合に使われている。== 利点と欠点 ==既知の誤り訂正符号の中では、ターボ符号と低密度パリティ検査符号 (LDPC) がシャノン限界(ノイズのある伝送路における最大情報転送量の理論的限界値)に最も近い。ターボ符号は送信機の出力を上げずにデータレートを上げることができ、逆に言えばあるデータレートでの消費電力を低減できる。主な欠点は、復号処理が複雑でレイテンシが比較的大きい点であり、このため低レイテンシが重視される用途には向かない。宇宙探査機ではレイテンシは大きな問題ではない(距離が非常に大きいため、電波が光速で伝播する際のレイテンシ自体が大きいから)ターボ符号以前には、LDPCの実用的実装も開発されていなかったため、シャノン限界に最も近い技法としては、リード・ソロモン誤り訂正ブロック符号とビタビ復号の短拘束長畳み込み符号を組み合わせた RSV 符号があった。これらのアルゴリズムは複雑であり、ソフトウェア特許で守られているため、システムに採用するのを避ける場合がある。 ) : ウィキペディア日本語版
ターボ符号(ターボふごう、)は、1993年に開発された高性能な誤り訂正符号であり、宇宙探査機での通信など、ノイズのある限られた帯域幅で情報転送量を可能な限り最大化したい場合に使われている。== 利点と欠点 ==既知の誤り訂正符号の中では、ターボ符号と低密度パリティ検査符号 (LDPC) がシャノン限界(ノイズのある伝送路における最大情報転送量の理論的限界値)に最も近い。ターボ符号は送信機の出力を上げずにデータレートを上げることができ、逆に言えばあるデータレートでの消費電力を低減できる。主な欠点は、復号処理が複雑でレイテンシが比較的大きい点であり、このため低レイテンシが重視される用途には向かない。宇宙探査機ではレイテンシは大きな問題ではない(距離が非常に大きいため、電波が光速で伝播する際のレイテンシ自体が大きいから)ターボ符号以前には、LDPCの実用的実装も開発されていなかったため、シャノン限界に最も近い技法としては、リード・ソロモン誤り訂正ブロック符号とビタビ復号の短拘束長畳み込み符号を組み合わせた RSV 符号があった。これらのアルゴリズムは複雑であり、ソフトウェア特許で守られているため、システムに採用するのを避ける場合がある。[たーぼふごう]
ターボ符号(ターボふごう、)は、1993年に開発された高性能な誤り訂正符号であり、宇宙探査機での通信など、ノイズのある限られた帯域幅で情報転送量を可能な限り最大化したい場合に使われている。
== 利点と欠点 ==
既知の誤り訂正符号の中では、ターボ符号と低密度パリティ検査符号 (LDPC) がシャノン限界(ノイズのある伝送路における最大情報転送量の理論的限界値)に最も近い。
ターボ符号は送信機の出力を上げずにデータレートを上げることができ、逆に言えばあるデータレートでの消費電力を低減できる。主な欠点は、復号処理が複雑でレイテンシが比較的大きい点であり、このため低レイテンシが重視される用途には向かない。宇宙探査機ではレイテンシは大きな問題ではない(距離が非常に大きいため、電波が光速で伝播する際のレイテンシ自体が大きいから)
ターボ符号以前には、LDPCの実用的実装も開発されていなかったため、シャノン限界に最も近い技法としては、リード・ソロモン誤り訂正ブロック符号ビタビ復号の短拘束長畳み込み符号を組み合わせた RSV 符号があった。
これらのアルゴリズムは複雑であり、ソフトウェア特許で守られているため、システムに採用するのを避ける場合がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ターボ符号(ターボふごう、)は、1993年に開発された高性能な誤り訂正符号であり、宇宙探査機での通信など、ノイズのある限られた帯域幅で情報転送量を可能な限り最大化したい場合に使われている。== 利点と欠点 ==既知の誤り訂正符号の中では、ターボ符号と低密度パリティ検査符号 (LDPC) がシャノン限界(ノイズのある伝送路における最大情報転送量の理論的限界値)に最も近い。ターボ符号は送信機の出力を上げずにデータレートを上げることができ、逆に言えばあるデータレートでの消費電力を低減できる。主な欠点は、復号処理が複雑でレイテンシが比較的大きい点であり、このため低レイテンシが重視される用途には向かない。宇宙探査機ではレイテンシは大きな問題ではない(距離が非常に大きいため、電波が光速で伝播する際のレイテンシ自体が大きいから)ターボ符号以前には、LDPCの実用的実装も開発されていなかったため、シャノン限界に最も近い技法としては、リード・ソロモン誤り訂正ブロック符号とビタビ復号の短拘束長畳み込み符号を組み合わせた RSV 符号があった。これらのアルゴリズムは複雑であり、ソフトウェア特許で守られているため、システムに採用するのを避ける場合がある。」の詳細全文を読む




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