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ダイオウ属(学名:''Rheum'')はタデ科の属のひとつ。本属の植物を総称して大黄(だいおう)という。薬用植物であり、生薬・漢方薬の分野では、本属の一部植物の根茎を基原とした生薬を大黄という。 == 薬用 == この属の一部植物の根茎より生薬の大黄(だいおう)が調製される。〔広辞苑第5版〕これには消炎・止血・緩下作用があり、瀉下剤として便秘薬に配合されるほか、漢方医学ではそれを利用した大黄甘草湯に配合されるだけでなく、活血化瘀作用(停滞した血液の流れを改善する作用と解釈される)を期待して桃核承気湯などに配合される。 日本薬局方では、基原植物を''Rheum palmatum'',''R. tanguticum'',''R. officanale'',''R. coreanum''又はそれらの種間雑種としている。 指標成分は瀉下作用の活性成分であるセンノシドであり、日本薬局方には最低含有量が規定されているが、活血化の作用を期待して大黄を使用する場合には瀉下作用は副作用となってしまうため、その含量規定は低く抑えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイオウ属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rheum (plant) 」があります。 スポンサード リンク
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