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ダイグラフィア : ミニ英和和英辞書
ダイグラフィア[らふ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

ダイグラフィア : ウィキペディア日本語版
ダイグラフィア[らふ]

社会言語学において、ダイグラフィア () とは、同一の言語において複数の文字体系が使用されることを意味する。ダイグラフィアにはある言語に対して二つ以上の文字体系が同時に用いられる共時的なダイグラフィア (synchronic digraphia) とある文字体系が他の文字体系に置き換わり時代によって使用される文字が異なる通時的なダイグラフィア (diachronic digraphia) がある。
現代における共時的なダイグラフィアの例としてセルビア語が挙げられる。セルビア語はキリル文字ラテン文字の両方で表記され、セルビア語話者は基本的にどちらの文字体系でも読み書きが可能である。他の例としてパンジャーブ語では二つの文字体系が用いられる。インドのパンジャーブ地方ではの系統のグルムキー文字を用い、パキスタンではシャームキー文字(シャー・ムキー体)というナスタアリーク体を変えたアラビア文字を用いるが、どちらの文字の表記においても発音や読みに違いはない。またコンカニ語デーヴァナーガリーカンナダ文字ラテン文字で表記される。
通時的なダイグラフィアの例にはトルコ語があり、元々ペルシア文字で表記されていたが1928年からラテン文字による表記に切り替わっている。
ダイグラフィアの存在は言語計画言語政策言語イデオロギーと密接にかかわっている。
== 語源 ==
語源はギリシア語''δι-'' "二つの" ''-γραφία'' "文字"に由来する英語''digraphia''。
ダイグラフィアは同様にギリシア語に由来するダイグロシア (''diglossia'') という用語に基づいており、ダイグロシアが複数の言語・方言がある同一集団・地域内で使用されることを指すのに対してダイグラフィアは複数の文字体系の使用を意味する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダイグラフィア」の詳細全文を読む




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