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ダイコンソウ
ダイコンソウ(大根草、学名:''Geum japonicum'')はバラ科ダイコンソウ属 の多年草〔〔〔『日本の野生植物 草本II 離弁花類』p.182〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.291〕。 == 特徴 == 植物体全体に粗い毛が散生する。茎は直立し、高さは25-60cmになり、上部はまばらに分枝し、分枝は長い。根出葉は羽状複葉で長さは10-20cmになり、頂小葉は特に大きく、長さ3-6cmになる円形から広卵形で、多くは3裂し、縁には低い鋸歯があり、側小葉は小さく、1-2対あり、小さな付属小葉片がまじる。茎につく葉は、下部のものは3深裂し、上部につくものには切れ込みがない。基部に小さな托葉があり、縁に粗い歯牙がある〔〔〔。 花期は7-8月。まばらに分枝した茎先に径約15mmになる黄色の花をつける。小花柄に短い毛が密生する。花弁は5個で平開し、萼裂片は5個で花時に下向きに反り返り、副萼片5個は萼片と互生する。雄蕊と雌蕊は多数ある。集合果は径15mmになる球形で、痩果は紡錘形となり、先がS字状に曲がる〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイコンソウ」の詳細全文を読む
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