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ダイコンソウ属[だいこんそうぞく]
ダイコンソウ属(ダイコンソウぞく、学名: ''Geum'')は、バラ科バラ亜科に属す植物の属で、温帯と冷帯を中心とした世界の広い範囲に分布しており、約50種が知られている。日本にも山野などにダイコンソウ ''G. japonicum'' などが自生している。すべて耐寒性の多年草で、ロゼット(根生葉)が大根に似ているためにこの名があるが、アブラナ科のダイコンとは科も違い、また、太い根もない。 ダイコンソウは、中国と日本で貧血やむくみに使う薬草として知られ、また生の葉は打ち身の時の外用薬として使われた。中国名は水楊梅(すいようばい)だが、楊梅(ヤマモモ)とも全く関係がない。 == 性状 ==
草丈は30cmから1mくらい。へら形のロゼットには大根に似た羽状の切れ込みがあり、茎に付く葉は互生して浅く3裂するものが多い。花は普通は初夏に咲くが、園芸種には5月から8月まで咲き続けるものもある。花は1.5-3cmくらいの5弁花だが、園芸種には八重咲きのものがある。花色は、赤と橙色が多いが、白や紫のものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイコンソウ属」の詳細全文を読む
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