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ダイズサポニン
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ダイズサポニン ダイズサポニン(大豆サポニン)は、オレアナン型アグリコンに1ないし2つの糖鎖を保持するトリテルペン配糖体(トリテルペノイドサポニン)である。 ==概要== ソヤサポゲノールAをアグリコンとするサポニンAグループとソヤサポゲノールBをアグリコンとするサポニンBグループに大別される。大豆サポニンAグループは胚軸に多く含まれ、大豆サポニンBグループは子葉中に多く含まれる。大豆種子全体では、子葉の比率が高いため、大豆食品に含まれる主なサポニンは大豆サポニンBグループである。大豆の苦味成分であるほか、抗酸化などの生理機能があるとされる〔塚本知玄・吉城由美子 第5節サポニンの機能性、喜多村啓介編大豆のすべて、サイエンスフォーラム2010〕。 雄の2型糖尿病マウスに大豆サポニンAグループと大豆サポニンBグループを別々に投与したところ大豆サポニンBグループに血糖値上昇抑制作用は認められたが大豆サポニンAグループにはその作用は認められなかった〔ソヤサポニンBの血糖上昇抑制効果 、田中 真実ほか、日本未病システム学会雑誌、Vol.12 (2006) No.1 P.1-8〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイズサポニン」の詳細全文を読む
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