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ダイナモ : ウィキペディア日本語版
ダイナモ

ダイナモ(dynamo)は本来は発電機の別名だが、現在では整流子を使って直流を生成する整流子発電機を意味する。初期の産業用発電に使われたのはダイナモであり、電動機、交流発電のオルタネーター回転変流機などの電力変換装置はすべてダイナモから派生した。現在では大規模な発電は全て交流の電力を発生させており、交流から直流への変換は半導体などを使って簡単にできるため、整流子のあるダイナモはそういった用途にはほぼ全く使われなくなっている。
地域によっては、「発電機」と同義に使われ続けている。日本語では、特に自転車自動車に付けられる直流の発電機や、発電式の懐中電灯ラジオなどの発電機を指す。
== 概要 ==
ダイナモはファラデーの電磁誘導の法則に基づき、導線を巻いたコイルと磁界を使い、機械的な回転力を脈動する直流電流に変換する。ダイナモを構成する部品のうち回転しない部分を固定子と呼び、一定の磁場を提供する。一方回転する部品を電機子と呼び、その磁場の中で回転する。小さい装置であれば、その一定の磁場は1つまたは複数の永久磁石で提供される。大きい装置では電磁石で提供し、これを「磁場コイル (field coil)」などと呼ぶ。
直流を生成するのに必須となるのが整流子である。導線を巻いたものが磁場内で回転するとそこに生じる電位差は半回転ごとに逆転し、交流を生じる。しかし、初期の電気の利用法では交流の使い道が知られていなかった。当時の数少ない電気の用途として電気めっきがあるが、これには直流を必要とし、扱いにくい液体を使った電池で直流を供給していた。ダイナモはそのような電池の代替として発明された。整流子は装置の軸に設置された一連の接点であり、、回転部分と外部回路との接続を電位差の逆転に合わせて反転させ、交流ではなく脈動する直流を生成するものである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダイナモ」の詳細全文を読む




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