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ダイナースカード : ミニ英和和英辞書
ダイナースカード[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

ダイナースカード ( リダイレクト:ダイナースクラブ ) : ウィキペディア日本語版
ダイナースクラブ[かー]

ダイナースクラブ()は、アメリカ合衆国を中心に全世界で展開するクレジットカード、又はこれを運営するアメリカ企業である。
==沿革==

===草創期===

1950年にアメリカのニューヨーク市で設立され、後に、ヨーロッパ・イギリスで世界初・国際初の国際ブランドの皮切りを担った草分け的最初のクレジットカード会社であるとされることが多いが、現代的な方式が取り入れられたのは、1960年であるため、その点においては多数の先行者が存在する。
「創業者が食事に出かけた時、財布を忘れて支払いが出来なかった。支払い能力があるのに恥ずかしい体験をした。彼は、友人の弁護士とともに、現金を持たなくても支払いが出来る制度を考え出した」という体験が創業の動機だとルイス・マンデル著「The creditcard industry:A History」日本語訳『アメリカクレジット産業の歴史』ISBN 978-4818810976のまえがきに記している。ただし、これは当時の広報担当であったM.シモンズによって創作されたフィクションであるとする説も存在する〔ルイス・マンデル著「The creditcard industry:A History」日本語訳『アメリカクレジット産業の歴史』ISBN 978-4818810976〕。
櫻井澄夫の著作(後掲)によると、アメリカのクレジットカードには、ほぼ150年の歴史があり、ダイナース以前から多数のカード類が発行されていた。
ダイナースクラブは、その名の通り、買い物、石油、航空、運輸、電話、鉄道などでは早くからカードが発達していたものを、レストランで使用できるカードがほとんどなかったので、その穴を埋めるために考え出されたものである。それゆえ「食事をする人」のためのクラブ、というネーミングになっている。
最初のカードは紙製カードで、小さいメモ帳のようなものである。
1960年日本ダイナースクラブにより、プラスチックによる現代につながるカードの使用が提案され、米国ダイナースクラブや他国のダイナースクラブが受け入れた。ルイス・マンデル著「The creditcard industry:A History」日本語訳『アメリカクレジット産業の歴史』ISBN 978-4818810976の表紙に見本が有る。
日本の多くの書籍やウェブサイト、新聞などは、日本のダイナースが世界最初の、プラスチックカードを発行したと記すが、これは明らかな間違いで、それ以前から、多くのクレジットカードがプラスチック化していた。世界のダイナースのカードのうちで、日本のダイナースのカードが最初であったのを、誤解したものであろう。(なおこれにも疑問があり、ACCSの資料によるとアメリカのダイナースの方が早い。)
反対にダイナースのカードのプラスチック化は他社より相対的に遅かった。
(『月刊消費者信用』連載「叢談カードの世紀」櫻井澄夫著)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダイナースクラブ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Diners Club International 」があります。




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