|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ F : [えふ] ファロー四徴(症) ・ 型 : [かた] 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type
ダイハツ・EF型エンジンは、ダイハツ工業が生産している軽自動車用エンジンの一つである。 550cc版のダイハツ・EB型エンジン及び1000cc版のダイハツ・EJ型エンジン等と共に、ダイハツ・E系列エンジン(英語版)を構成するエンジンでもある。 == 概要 == 1990年1月の軽自動車の規格改正に伴い、同年3月にモデルチェンジしたミラ(L200型)に搭載されてデビュー。基本仕様は水冷直列3気筒、内径68.0mm×行程60.5mm、総排気量659cc。 旧660cc規格時代から現行規格まで、ダイハツ製軽自動車の主力エンジンとして多くの車種に搭載されたが、後継となるKF型エンジンが2005年にエッセに搭載されて登場し、新車種の発売、既存車種のフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの都度KF型へ順次切替えられている。2014年7月現在の時点においては、マレーシア向けのプロドゥア・ビバ用のEF-VE型DOHCエンジンの1種類しか製造されていなかったが、同年9月にビバの後継車種となるアジアに取って代わられた事により、自動車向けエンジンとしてのEF型は名実ともに消滅した。ただし、産業用エンジンとしてはEF-SE型及びEF-VE型の直立・傾斜配置エンジン系4種の生産が継続されている。 ダイハツには他の660ccエンジンとして、1994年に登場した水冷直列4気筒のJB型エンジンがあるが、こちらも2012年8月でコペンと共に生産終了となった。 EF型は1985年に登場した水冷直列3気筒550ccのEB型をベースとし、ボアアップしている。エンジン形式が同一でもミラ、ムーブに搭載される横置きのものと、アトレー、ハイゼットに搭載される縦置きのものとでは、エンジンマウントの位置、クラッチハウジングやトランスミッションケースの形状が異なるため、互換性はない。ボンネットが搭載位置となる横置き用はシリンダーが直立であるのに対し、キャブオーバー・ザ・エンジン(アンダーフロア)となるアトレー、ハイゼット用は、28度傾斜して搭載される為、ウォーターラインの仕様なども異なる。 当初はSOHC6バルブとSOHC12バルブが存在したが、1995年に登場したムーヴにDOHC12バルブ仕様が登場した。1998年には可変バルブ(DVVT)を採用したEF-VE型(DOHC12バルブ)、および直動式バルブ(非ロッカーアーム機構)・S字型クロスフローを採用したEF-SE型(SOHC6バルブ)が登場している。更に2002年には直噴のEF-VD型が登場している。 EF-ZL型(後にEF-VE型に改称)をベースとしてボア・ストロークを拡大し、1000ccとしたエンジンが、ストーリア(OEM版のトヨタ・デュエットを含む)、YRV、ミラジーノ1000等に搭載されたEJ型である。 エンジンに組み合わされるトランスミッションは、4MT、5MT、副変速機付4MT、副変速機付5MT、3AT、4AT、CVTがあった。 20年以上にわたる生産により、インタークーラー・ターボ付き、DOHC、直噴エンジン、ハイブリッド、CNG仕様などバリエーションは多岐に渡る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイハツ・EF型エンジン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|