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タフト(TAFT)とは、ダイハツ工業が生産・販売していたジープタイプの自動車である。 == 解説 == タフト登場以前の四輪駆動車市場には、トヨタ・ランドクルーザー、日産・パトロール、三菱・ジープといった普通車と、軽自動車のスズキ・ジムニーがあり、その中間を埋める車種として1974年(昭和49年)に販売が開始された。 1998年(平成10年)改定の軽規格より若干小さいボディサイズに、ラダーフレームと、4輪リーフリジッドアクスルのサスペンションのシャーシを備えた本格的四輪駆動車である。 エンジンは当初排気量1,000 cc のガソリンエンジンのみであったが、後に自社製の2.500 cc ディーゼルエンジンと、トヨタとの業務提携により、トヨタ製1,600 cc ガソリンエンジンを追加、さらに最終モデルではディーゼルエンジンの排気量は2,800 cc まで拡大された。 軽いボディと相まってパワフルな走りをみせた。トランスミッションはフロアシフトの4速MTのみ。トランスファーは副変速機付で、リアセンタースルータイプのパートタイム4WDである。 ホイールベースは1種類、ボディは2ドアのみで、幌タイプに鉄板ドアと幌ドアの2タイプ、バンタイプ、そして幌の代わりにFRPのハードトップを装備したレジントップの4タイプの設定。 1980年(昭和55年)にはトヨタ自動車にブリザードの名前でOEM供給を開始。 1984年(昭和59年)にフルモデルチェンジされ、車名もラガーに変更される(海外向けは、アジアなどはタフトを継続使用、欧州はロッキーへと変更)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイハツ・タフト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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