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ダイハツ・ビー : ミニ英和和英辞書
ダイハツ・ビー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ダイハツ・ビー ( リダイレクト:ダイハツ・Bee ) : ウィキペディア日本語版
ダイハツ・Bee[びー]

Bee(ビー)は、ダイハツ工業1951年10月に発売した三輪自動車。三輪の2ドアセダン乗用車(フロント1輪、リア2輪)。
完成車の分野ではオート三輪トラックメーカーとしての活動が長かったダイハツにとって、三輪式ながら創立以来初めての本格的市販型乗用車であり、貨物自動車としてのオート三輪とは一線を画した低床式の乗用車専用設計シャーシとして、リアエンジンRR方式と、後輪の独立懸架機構を採用した先進的構造が特徴である。
関西でタクシーとしての使用に供され、本格量産化が企図されたが、製品としての完成度が不十分であったことなどから、約1年程度に少数が生産されるに留まった。生産台数は80台弱から300台程度まで諸説ある。
== 概要 ==
独立した低床シャーシに木骨ボディを架装した、2ドア、4座のセダン型乗用車で、右側丸ハンドルやフロアシフト機構など、同時期の4輪乗用車同様な客室構造を備える。プロペラシャフトを持たないことによる低床構造をセールスポイントとしていた。
前1輪構造を前提にしたスタイリングはきわめて個性的なもので、日本ではほとんど類似する事例がみられない。が、前輪回りを長いボンネット状カバーですっぽりと覆った流線型3輪乗用車の事例としては、第2次世界大戦後にアメリカで何社か出現した泡沫的メーカーの一つ、カリフォルニア州デイヴィス・モーターカーが1947年-49年にかけ生産(したが12台の試作のみで量産できず商業化に失敗)した前1輪式の流線型3輪自動車「デイヴィス・ディバン(Davis Divan)」が存在し、Beeがこれに類似することを、五十嵐平達が指摘している。デイヴィスがリトラクタブルヘッドライトを用いてより徹底した流線型とし、Beeが一般的な固定型半埋め込みヘッドライトで手叩き板金向けな現実的デザインに留めている差はあるものの、アイデアの類似性は高い。ただし、リア側スタイリングはフロントエンジンのデイヴィスがシンプルなフルワイズ型であるのに対し、リアエンジンのBeeは半独立したリアフェンダーや、ルーバーの多数入ったエンジンフードなどを備え、相当に異質である。
ドアは前ヒンジ式で、側窓は前後席とも手回し式のレギュレーターで昇降できた。方向指示器は同時代の多くの自動車と同じく、腕木式の「アポロ」である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダイハツ・Bee」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Daihatsu Bee 」があります。




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