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ダイポールモード現象(ダイポールモードげんしょう、英語:Indian Ocean dipole( mode)、略称:IOD)とはインド洋熱帯域において初夏から晩秋にかけて東部で海水温が低くなり、西部で海水温が高くなる大気海洋現象である。それに伴って起こる風や気候の変化を含み、エルニーニョ現象と同様に世界の気候に大きな影響を与えることが明らかになった。特にアジアあるいはインドの夏のモンスーンに影響を与えることから、その重要性が次第に認識されつつある。インド洋ダイポール〔、ダイポール現象とも呼ばれる。 == 概要 == 1999年に海洋研究開発機構の山形俊男、サジ・N・ハミードらによって発見された太平洋のエルニーニョ現象に類似した現象である。ただし、海水温の分布様式はエルニーニョ現象とは東西逆である。 インド洋東部の南東貿易風が異常に強い時に発生することが多いが、同海域の温度躍層(水温躍層)が深い場合には発生しにくい。インド洋の海水温変動ではエルニーニョに伴うインド洋全域昇温に次ぐ強いシグナルを持つ。 研究によれば、1961年や1994年の現象のようにエルニーニョ現象とは独立に発生する場合もあれば、エルニーニョ現象を誘発する場合もあると考えられている。 通常、2年連続で発生することは珍しいが、2006 - 2008年は3年連続、2012 - 2013年は2年連続で発生している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイポールモード現象」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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