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『ダイヤル110番』(ダイヤルひゃくとおばん)は、1957年9月3日から1964年9月6日まで、日本テレビ・よみうりテレビが制作し、日本テレビ系列にて放映された刑事ドラマ。 == 概要 == 日本で初の刑事ドラマとされている〔日本テレビ編『日テレドラマ半世紀』114ページ より。〕。アメリカで1957年に放映された実録刑事ドラマ『ドラグネット』にヒントを得て制作〔。警視庁の協力を得て、警視庁、警察庁、日本全国の警察署から寄せられた現実の事件等の資料に基づいてストーリーが構成された。後に本作は、1958年6月14日に警察庁長官からスポンサーの新三菱重工業へ感謝状が贈られ、1961年9月5日には警察庁長官賞を受賞した〔『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年 p.87〕〔。 オープニングは、警視庁の通信指令室が映った後、係が受話器を取って「はい、こちら110番」と応じる場面〔『大衆とともに25年 写真集』日本テレビ放送網、1978年 p.56〕、「このドラマは、事実に基づいて制作されています」のナレーションから始まる〔。また、本作では本物のパトカーが使用されたことも評判になった〔より。〕。 本作において事件は血生臭いものだけでなく、明るいもの、感動的なものなども採り上げられ、お色気は抜きとされた〔。また本作の中では、一話完結結だけでなく連続ものとしてシリーズ化された作品も有り、『九州シリーズ』『関西シリーズ』『科学捜査シリーズ』『非行少年シリーズ』『もしもあなたがシリーズ』など、銘打たれたものもあった。なお本作では主役が設けられず、同じ役者でも役名は回によって違っていたことが主だった〔。視聴率は当時のベストテンの上位に付けていたことが多かった〔。 提供は、新三菱重工業→理研科学→小野薬品と、一社ずつで変遷し、45分時代は田辺製薬とニッカウヰスキーの二社提供となったが、最後はヤクルト本社の一社提供となった。 また、本作は奥村公延(当時は奥村進)の俳優デビュー作でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイヤル110番」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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