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ダイレクト・カッティング ( リダイレクト:ダイレクトカッティング ) : ウィキペディア日本語版 | ダイレクトカッティング ダイレクトカッティングとは、レコード制作方式の一つで、レコード制作において通常行われる、オリジナルテープへの録音・編集・マスターテープの作成、というプロセスを通さず、収録した音曲等をその場でミックスダウンし、そのままラッカー盤をカッティングマシンでカットする、という制作方式である。 == 概要 == アナログオーディオテープレコーダーがマスタリングに使えるレベルに実用化されたのはLPレコードの時代であるから、それ以前の蝋管やSPレコードはダイレクトカッティングであったわけだが、それらを指してこの語が使われることはあまりない。 LPレコード時代には録音時間が格段に延びたこともあり、テープレコーダーをセッション録音・編集に使用するようになった。しかしそこであえて、アナログテープレコーダーであるため不可避な信号の変化を避け、リアルタイムでカッティングマシンに信号を入力して原盤を制作したのがダイレクトカッティングである。 ダイレクトカッティングでは、演奏およびカッティングが一発勝負であるため、許容できない演奏ミスやミキシング、エフェクト、カッティングレベルの調整不足等があるとレコード片面分が全面的にやり直しになってしまうため、ごく一部の高音質を求めるオーディオマニア向け録音として企画されるにとどまった。ダイレクトカッティングにはコンサートに期待される演奏の緊張感が求められるため、敢えてこの方法に挑戦するアーティストもあった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイレクトカッティング」の詳細全文を読む
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