|
型変換(かたへんかん)とはプログラムにおいて、あるデータ型を他のデータ型に変換することである。 == 分類 == === 暗黙の型変換と明示的型変換 === 暗黙の型変換は、明示的に指定しなくてもコンパイラの判断によって自動的に行われる型変換である。逆に、明示的に指定して行う型変換を明示的型変換という。 暗黙の型変換では、たとえばある式の中に複数の型の変数がある場合、すべての変数を最も上位の型に変換する。 double d; long l; int i; // ... if (d > i) d = i; if (i > l) l = i; if (d == l) d *= 2; このC言語のコードでは、 d とl とi は異なったデータ型をもっているので、すべての演算は自動的に同じ型に変換された後に行われる。暗黙の型変換には注意しなければならないこともある。たとえば double 型(浮動小数点数)の値をint 型(整数型)の変数に代入する場合、小数点以下の端数があったり、元の値がint 型で表現できる範囲を超えていたりすると、情報の一部が失われてしまう(C言語ではそのような変換を許している)。抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「型変換」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type conversion 」があります。 スポンサード リンク
|