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ダグラスDC10 : ミニ英和和英辞書
ダグラスDC10
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ダグラスDC10 ( リダイレクト:マクドネル・ダグラス DC-10 ) : ウィキペディア日本語版
マクドネル・ダグラス DC-10[まくどねるだぐらすでぃーしー10]

マクドネル・ダグラス DC-10 () は、アメリカの航空機メーカーマクドネル・ダグラス社〔マクドネル・ダグラス社は、1996年ボーイングと合併した。〕がアメリカン航空の要望にこたえて作ったワイドボディの3発式ジェット旅客機である。主に中距離路線を想定した300席クラスの機体であり、3基のジェットエンジンは左右の主翼下に各1発、垂直尾翼基部に1発搭載している。
ダグラス社が米マクドネル社と合併〔米ダグラス社と米マクドネル社は1967年に合併した。〕する前の1966年に開発を開始したため、名前は「DC」のままである。1970年に初飛行、1971年8月に運航を開始し、1988年まで生産された。
== 機体の特徴 ==
;中央エンジンの配置
DC-10と同時期の開発、完成となった、代表的な3発式ジェット旅客機である米ロッキード社のロッキード L-1011 トライスターでは、S字ダクトのエア・インテイクを採用することで胴体後端の低い位置に第2エンジンを備えていたが、本機ではダクトと一直線の配置で、垂直尾翼内(胴体上)に位置している。このエンジン配置のため、垂直尾翼の構造材は単純な箱型ではなく、吸気ダクトとジェットエンジンを収める円筒形の空間に沿って、縦通材が左右に分かれて通されることになった。
;翼面
鋭い形状の垂直尾翼は、エンジンによって方向舵面積が小さくなったため、効果を増すために2重ヒンジ式となっている。主翼は35度の後退角を有し、高揚力装置としてほぼ全翼幅にわたり前縁スラットがある。主翼だけでなく後部にもエンジンを持つ3発機であり、重心を適正化するため主翼は機体の中程よりやや後寄りにある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マクドネル・ダグラス DC-10」の詳細全文を読む




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