|
ダスティン・マイケル・マゴワン(Dustin Michael McGowan, 1982年3月24日 - )は、アメリカ合衆国・ジョージア州サバンナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLB・マイアミ・マーリンズ所属。 == 経歴 == === プロ入りとブルージェイズ時代 === にMLBドラフトでトロント・ブルージェイズから1巡目(全体33位)指名され、プロ入り。開幕前にベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングでブルージェイズ傘下で最高評価を受けたが、5月にトミー・ジョン手術を受けている〔。 7月30日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。1月にベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングでブルージェイズ傘下で3年ぶりに最高評価を受けた。しかし、までは先発ローテーションの谷間を埋めたり敗戦処理として起用され、メジャー定着はならなかった。 は、開幕をAAA級シラキュース・チーフスで迎えたが、グスタボ・チャシーンの故障者リスト入りに伴い、5月3日にメジャーに昇格を果たし、同日シーズンメジャー初登板。その後、閉幕まで先発投手として起用され、チーム2位タイの12勝を挙げた。6月24日のコロラド・ロッキーズ戦では8回までノーヒットに抑えていたが、9回に8番打者のジェフ・ベイカーに安打を打たれノーヒットノーランはならなかった。 は開幕から先発投手としてロイ・ハラデイ、A.J.バーネットに次ぐ3番手として起用された。7月8日のオリオールズ戦で右肩関節唇を痛め、翌9日から故障者リスト入り。7月31日に手術を受け、シーズンを終えることになった。 は肩のリハビリのため全休。7月には痛めていた右膝の手術も受けた。は復帰を目指してスプリングトレーニングに参加したが、球速が上がらなかったためにノースロー調整を余儀なくされる。6月中旬にようやく投球練習を再開したが、僅か8球を投げた所で右肩に痛みを訴えて降板。検査の結果回旋筋腱板の損傷が判明し、そのまま手術を受けてシーズンを終えた〔The Canadian Press(2010-06-22), McGowan's surgery finds torn rotator cuff , Sportsnet.ca(英語), 2011年3月20日閲覧〕。度重なる怪我により2年以上も実戦登板から遠ざかってしまったが、フロントはかつて肩の故障で解雇した後にセントルイス・カージナルスでサイ・ヤング賞を受賞したクリス・カーペンターの反省も踏まえ、マゴワンの復活を期待しても年俸45万ドルで契約を結んだ。マゴワンは故障が再発しても新たに手術を受けるつもりはないことを表明し、現在のリハビリを復帰への「最後のチャンス」と位置付けた。ジョン・ファレル監督はマゴワンを将来的に先発ではなくリリーフとして起用する可能性も示した〔Gregor Chisholm(2011-03-13), McGowan taking the road to relief in rehab , MLB.com(英語), 2011年3月20日閲覧〕。 7月2日に、A+級ダニーデン・ブルージェイズで3年ぶりの実戦登板を果たす。1度の登板での投球数を40球以内に抑えながら、7試合で15.2回を投げ、8月10日にAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツへ昇格。ここでは投球制限をやや緩め、5試合で19.2回に登板〔Chisholm, Gregor(2011-08-08). McGowan's long journey back almost complete . bluejays.com(英語). 2011年9月7日閲覧〕〔Dustin McGowan Stats, Bio, Photos, Highlights | MiLB.com Stats | The Official Site of Minor League Baseball 〕。合計12試合のリハビリ登板を終え、9月のロースター拡大に伴ってメジャーに昇格。9月6日のボストン・レッドソックス戦で、3年2カ月ぶりのメジャー復帰を果たした(4回を投げ5安打3失点)〔Fidilin, Ken(2011-09-06). McGowan makes long-awaited comeback . Toronto Sun(英語). 2011年9月7日閲覧〕。 は完全復活を期待され、3月26日に翌年から2年300万ドル(3年目は400万ドルのオプション)で契約を延長〔Toronto Blue Jays & RHP Dustin McGowan Agree to Contract Extension bluejays.com〕。しかし、足底筋膜炎のため開幕には間に合わず〔Blue Jays starter Dustin McGowan has plantar fasciitis in his right foot bluejays.com〕、リハビリの途中で右肩痛が再発。8月に右肩の手術を受け、またしても実戦登板なしのままシーズンを終えた〔Blue Jays starter Dustin McGowan has plantar fasciitis in his right foot bluejays.com〕。 は同僚のスティーブ・デラバーに紹介された肩のトレーニング法を導入し〔Toronto Blue Jays: Dustin McGowan finding success with Steve Delabar’s heavy ball program 〕、2年ぶりにメジャー復帰。全てリリーフ登板だったが、フォーシームの平均球速は全盛期並みの95.58マイル〔Trajectory and Movement - from 01/01/2013 to 01/01/2014 〕を計測するなど完全復活の兆しを見せた。 は、開幕から先発ローテーションの一角を任されたが、8試合の先発登板で防御率5.08、WHIP1.62と結果を残すことができず、5月半ばにはリリーフへ配置換えとなった。リリーフとしては45試合に登板し、防御率3.35・WHIP1.16といった成績を残した。オフに、球団から契約オプションが行使されず、FAとなった〔Blue Jays Decline Options on Dustin McGowan, Brandon Morrow 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダスティン・マゴワン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|