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ダスユ ダスユ(サンスクリット語 दस्यु)は、古代インドの宗教文献『リグ・ヴェーダ』に登場する名称で、インド・アーリア人の敵の部族を指すと考えられる。 ==ダフユとダスユ== ダスユはサンスクリット語においては「敵」「奴隷」などの否定的な意味を伴っているが、『アヴェスター』に用いられるアヴェスター語における同系の語「ダフユ」には、否定的要素がない。これは『リグ・ヴェーダ』の「神(デーヴァ)」や「阿修羅(アスラ)」が、『アヴェスター』の「悪魔(ダエーワ)」や「神(アフラ・マズダー)」であるという関係と似ている。 「ダフユ」(dahyu)は「人」「男」を意味する「ダフ」(dah)から派生した語で、「民族」およびその「地方」を意味する。「ダフユ・パティ」(dahyu-pati)とは、「族長」のことである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダスユ」の詳細全文を読む
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