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ダブルリストロック (Double wristlock) 〔またはチキンウィングアームロック (Chickenwing armlock) は関節技(腕緘、アームロック)の一種である。腕緘のうち、両手による「4の字」 (:en:Figure-four (grappling hold)) を用い、相手の腕を体の裏側に捻り上げるものを指す。キーロック (key lock)、キムラロック (Kimura lock)と呼ばれることもある。なお、柔道においては、ダブルリストロックとV1アームロックの名称の区別はなく、いずれも「腕緘」と呼ばれる。 == 概要 == 片方の手で相手の手首を掴み、さらにもう一方の腕で「4の字」を作り、相手の腕を絡めながら自分の手首を掴み、相手の手を相手の背後に回すように捻り上げる。絡めた腕が支点となるテコの原理で、肩関節にダメージを与えることができる。どんな体勢からでも狙うことができ、相手が逃げようと動いても腕が極まる方向になりやすく、またリストロックやアームバーなどの連絡技に移行しやすいため、プロレスだけではなく総合格闘技の試合でもよく用いられる。 かつてアントニオ猪木がアクラム・ペールワンを、藤原喜明がスーパー・タイガー(佐山聡)をこの技で肩脱臼に追い込んでいる。またルー・テーズにこの技を伝授したジョージ・トラゴスは、挑戦してきた素人をこの技で腕切断に追い込んだという。名手はテーズ、藤原をはじめ、上田馬之助が奥の手として隠し持っていたことでも知られる。エル・サムライも必殺技としている。現在はWWEでブロック・レスナーが得意技としており、トリプルHをしばしば破った技としても有名。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダブルリストロック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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