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ダマスク織 : ミニ英和和英辞書
ダマスク織[だますくお]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おり]
 【名詞】 1. weave 2. weaving 3. woven item

ダマスク織 : ウィキペディア日本語版
ダマスク織[だますくお]

ダマスク織 ()とは、裏地のある綿リンネル羊毛合成繊維の衣服・織物で、 織り方にパターン化された模様を伴うものである。一本の経糸緯糸から編まれ、通常は経糸で模様を織り、緯糸で素地を織る。ツイル・ダマスク綾織り で織られた模様と素地を含む。〔Kadolph 2007, p. 251〕〔Monnas 2008, p. 295〕。絹のダマスク織は日本において緞子と呼ばれる。
==歴史==
ダマスク織は、中世初期においてビザンティンの絹の五つの基本的な織物技術のひとつで、イスラームの織物の根幹を成していた。〔五つの織り方とは、ダマスク織, 平織り, 綾織り, ランパス織タペストリーのこと. 参照 Jenkins 2003, p. 343〕 ダマスク織の名称は、中世初期に商業・貿易の大都市であったダマスカスに由来する。ダマスク織は9世紀以降、イスラム支配下のイベリア半島以外では少なくなったが、13世紀には各地で復興した。〔Jenkins 2003, p. 343〕 ダマスク織という言葉は、14世紀中頃のフランスにおいて、西欧語で初めて見られ、〔Damas etymology (in French).〕 14世紀までにはイタリアの織機で編まれるようになった。14世紀から16世紀にかけての間は、多くのダマスク織は単色だったが、 光沢のある模様と、くすんだ素地から構成されていた。二色のダマスク織は経糸と緯糸の色違いのコントラストを持ち、合成繊維のダマスクは金色や、その他光沢のある織糸や、或いは補助的にを緯糸に使う手法が追加された。中世のダマスク織は通常絹で織られたが、羊毛やリネンのダマスクも織られた。 〔〔Monnas 2008, p. 299〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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