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シマスズメノヒエ(島雀の稗、学名: )は、イネ科スズメノヒエ属の多年生の草本。南アメリカ原産であるが、現在の日本ではごく広く普通に見られる雑草。アルゼンチンではパンパの多年草として広く見られる。踏みつけに強く、芝生地にもよく侵入する。牧草としてもよく利用される。この類では大きくなる方で、穂も大きくてよく目立つ。穂に毛が多いのが特徴となっている。 和名は、日本では小笠原で最初に発見されたためとの説と、果実に縞があるためとの説が流布している〔いずれもネット上。書籍の出典未発見につき、加筆を求む。ただし、前者の方が本当らしい。発見は1915年とか。〕。ダリスグラスともいう〔。 == 形態・生態 == 株立ちになり、匍匐枝は持たない。草丈は50〜150cm(〜180cm)になる。茎は直立、またや斜めに伸びる。 葉身は長さ10〜30cm、幅は3〜12mm、緑色で草質。葉身は無毛だが、葉鞘の口部には毛があり、また、基部の葉鞘には開出した毛がある。葉舌は淡褐色を帯び、高さ2〜4mm。 長い花茎の先の方に太い穂を少数つける。花期は7〜11月。茎の先端近くから間をおいて3-6(7)個の総(小穂のついた花軸)をつける。総は長さ5〜9cmで、花茎に対して大きく角度をつけて開出、またはやや垂れる。小穂は2〜3列に並ぶ。小穂は卵形で先端がとがり、長さは3〜3.5mm、緑色で縁に絹糸状の長い毛が多数出る。第1包穎は退化して無くなっており、第2包穎は小穂と同大、花軸側にあって背面にややふくらみ、3脈があり、縁には長毛がある。第1小花は不稔で、護穎は第2包穎と同大だが扁平、縁にはやはり長毛がある。稔性のある第2小花は小穂よりやや小さく、護穎は平滑で革質、縁が巻き込んで果実を包む。柱頭と葯はどちらも黒紫色でよく目立つ。 ファイル:Paspalum dilatatum smszmnh02.jpg|穂の拡大(小穂の長毛が見える) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シマスズメノヒエ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Paspalum dilatatum 」があります。 スポンサード リンク
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