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ダルダノス : ミニ英和和英辞書
ダルダノス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ダルダノス : ウィキペディア日本語版
ダルダノス
ダルダノス(, )は、ギリシア神話に登場する人物である。プレイアデスの1人エーレクトラーゼウスの息子。イーアシオーンと兄弟。あるいはハルモニアーも兄弟といわれることがある。テウクロスの娘バテイアとの間にイーロスエリクトニオスの2子、またピーネウスの妻となったイーダイアーが生まれた。トロイア王家の祖であり、ギリシア神話に伝わる洪水伝説の1つは彼が主人公とされる(他にデウカリオーンオーギュゲスがある)。
古代ローマの著述家ウァッロによると、ダルダノスはアルカディア地方北部の都市ペネオスの王であった。しかしペネオスを大洪水が襲って、人々が高地に追いやられとき、ダルダノスはペネオスの支配を息子ディマスに任せ、自分は人々の何割かを連れてサモトラケー島に移住したという。ジェームズ・フレイザーは、同地の、洪水の起きやすい土地柄から、こうした伝説が生まれたと述べている。アポロドーロスによると、彼がサモトラケー島からさらに対岸の小アジアに渡ったのは、兄弟のイーアシオーンがゼウスの雷に打たれて絶望したためであるとする。そして、その地を支配していたテウクロス王の娘を娶って土地の一部を支配し、王が死んだ後に国土全体を継承して、地名もと改めたという。しかし洪水伝説では、洪水の余波がサモトラケー島に及んだため、皮の袋を空気で膨らませたものに乗って避難、イダ山に渡ったといわれることもある。
一方ウェルギリウスの『アエネーイス』ではダルダノスの故国はヘスペリア(イタリア半島)とされており、そこから小アジアに渡りテウクロスの娘を娶ったとされている。
ダルダノスの孫トロースの代に、ダルダニアと呼ばれていた土地はトロイアと名を変え、さらにその子イロースはイーリオン市を建設し、天からパラディオンを授かった。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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