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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ダルバート(ネパール語:दालभात ''dālbhāt'')は、ネパールの代表的な家庭料理で、ダル(daal=豆スープ)とバート(bhaat=米飯)の合成語であり、それにカレー味の野菜などのおかず(タルカリ)、漬物(アツァール)の2つを加えた4つがセットになった食事をいう。ネパールでは毎日食べられている、日本でいう定食にあたるものである〔『地球の歩き方 ネパール』D29 2007-2008版〕。 == 概要 == 日本でいえば、「味噌汁、ご飯、副食」の組み合わせにあたるもので、ネパールで普通、料理といえばダルバートを指す。ネパール料理は一般に、ターメリック、クミン、コリアンダーなど各種スパイスを使ったカレー味が基本。インドほど唐辛子は使わないので、ややマイルドであっさりしている。特にダルはマイルドであり、辛い料理との相性がいい。 ダル(daal)は、小粒の豆を使ったスープであり、さらっとしており通常、米飯にかけて指先で混ぜ込んで食べる。ネパールは300種類にも及ぶ豆を料理に使うため、ダルが食事の主役といっても過言ではない。レンズマメ、キマメ、黒豆、リョクトウ、ケツルアズキなどがよく食べられる。 バート(bhaat)は、ライス(米)の意味で、バスマティと呼ばれるインディカ米(長粒種米)であり、細長くパサパサしている。ネパールでは白米意外にディロ(トウモロコシやシコクビエなどの粉を熱湯で練ったもの)やローティ(パン)も主食として食べられる。 タルカリ(tarkaarii)はおかずであり、炒めた野菜やカレー(野菜が主)などで、ジャガイモ、カリフラワー、ニガウリなどがよく使われる。ときに別に肉料理などもつくこともあるが一般家庭では稀であり、週に一度くらいしか食べない。おかずがない場合はダルとバートだけの組み合わせになることもある。最低ダルとバートだけは入るため、ダルバートと呼ばれ、名の由来ともなっている。〔ネパール料理教室 特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会 〕。 サーグ 青菜の炒め物。 以上にアツァール(またはアチャール、アチャル)(acaar)と呼ばれる辛口の漬物、薬味がつくのが一般的であり、大根やジャガイモなどがよく使われ、乾燥させたグリーンピース、ティンブール(tinbur サンショウ)、 焦がしたフェヌグリークなどの風味が入り混じる。食事全体としては大変に栄養のバランスが取れている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダルバート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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