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ダワーニャム・ビャンバドルジ : ミニ英和和英辞書
ダワーニャム・ビャンバドルジ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ダワーニャム・ビャンバドルジ ( リダイレクト:日馬富士公平 ) : ウィキペディア日本語版
日馬富士公平[はるまふじ こうへい]

日馬富士 公平(はるまふじ こうへい、1984年4月14日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で伊勢ヶ濱部屋(入門時は安治川部屋)所属の現役大相撲力士、第70代横綱2012年11月場所 - )。
本名はダワーニャミーン・ビャンバドルジ〔「ダワーニャミーン」(/Davaanyamyn) は「ダワーニャム(=父親名)の」という意味であるが、日本語報道では属格助詞「/yn(-ィーン)」を省略して、単に父親名をカナ転写して「ダワーニャム・―」と表記されてしまうことが多い(他のモンゴル出身力士の本名についても全く同様の傾向がある。詳細については、モンゴル人の名前#モンゴル国における用例も参照)。本人の名「ビャンバドルジ」のうち「ビャンバ」はチベット語「チャンパ」(བྱམས་པ།,byams pa)で「弥勒菩薩」「土曜日」の意、「ドルジ」はチベット語「ドルジェ」(རྡོ་རྗེ།, rdo rje)で「金剛石(ダイヤモンド)」の意。〕(モンゴル語キリル文字表記:ラテン文字転写:''Davaanyamyn Byambadorj'' )、愛称はアマ。2008年11月場所までの四股名は安馬 公平(あま こうへい)。「公平」の名は、自身が「日本の父」と慕う後援会長の小巻公平にちなんだ。
実際に生まれ育ったところはウランバートル市内であるが、取組前の場内アナウンスでは実父の出身地であるゴビ・アルタイ県を自身の出身地としている〔モンゴル国では、クビライ帝の時代以前から、自身の名前に「○○ドルジ(朶而只)」等と「○○という父親の息子」という表現を使うことが見られるなど出自には父親の系統が重視され、父の出身地を重視する慣行から、おしなべて多くのモンゴル出身力士は父親の出身地を自分自身の本籍地として表現する傾向がある。〕。身長185cm、体重135kg、血液型O型。得意手は突っ張り、右四つ、寄り、押し出し力士 プロフィール 日馬富士 公平 日本相撲協会公式サイト 〕。インタビューの際の口癖は「お客さんを喜ばせる激しい相撲をとりたい」。好きな言葉は「全身全霊」「なんでやねん」。締め込みの色は、2015年現在は黒。
2014年4月より法政大学大学院政策創造研究科に入学し、史上初の大学院生横綱となった〔日馬が法大大学院合格 史上初の院生横綱 nikkansports.com 2014年3月19日閲覧〕。''、ラテン文字転写:''Davaanyamyn Byambadorj'' )、愛称はアマ。2008年11月場所までの四股名安馬 公平(あま こうへい)。「公平」の名は、自身が「日本の父」と慕う後援会長の小巻公平にちなんだ。
実際に生まれ育ったところはウランバートル市内であるが、取組前の場内アナウンスでは実父の出身地であるゴビ・アルタイ県を自身の出身地としている〔モンゴル国では、クビライ帝の時代以前から、自身の名前に「○○ドルジ(朶而只)」等と「○○という父親の息子」という表現を使うことが見られるなど出自には父親の系統が重視され、父の出身地を重視する慣行から、おしなべて多くのモンゴル出身力士は父親の出身地を自分自身の本籍地として表現する傾向がある。〕。身長185cm、体重135kg、血液型O型。得意手は突っ張り、右四つ、寄り、押し出し力士 プロフィール 日馬富士 公平 日本相撲協会公式サイト 〕。インタビューの際の口癖は「お客さんを喜ばせる激しい相撲をとりたい」。好きな言葉は「全身全霊」「なんでやねん」。締め込みの色は、2015年現在は黒。
2014年4月より法政大学大学院政策創造研究科に入学し、史上初の大学院生横綱となった〔日馬が法大大学院合格 史上初の院生横綱 nikkansports.com 2014年3月19日閲覧〕。
== 素質・取り口==
2015年7月場所時点においては里山阿夢露に次いで幕内で2番目に軽量の力士である。尊敬している力士は、同じく軽量だった元大関初代貴ノ花。稽古熱心な力士として知られており、ビデオで初代貴ノ花の相撲を研究している。2012年7月場所の時期からは元横綱千代の富士の相撲を参考にしていることをしばしば語る。〔『相撲』2012年8月号62頁に、往復の車の中で九重親方の取組が収録されたDVDを観賞している様子が記述されていた。ちなみに、千代の富士は前ミツ相撲の取り手であったが、自身は突っ張りを主体としている。〕
非常に強気な面が目立つ力士であり、物怖じしない言動が随所に見られる。既に三役に定着していた2007年(平成19年)9月場所では、新入幕にして優勝争いを展開する新鋭の豪栄道の挑戦を送り吊り落としの大技で退け「三役をなめられては困る」と三役常連としてのプライドを示した。同年11月場所にも「全部勝ちたい。負ける相手はいないと思っている」と強気一辺倒の姿勢で臨み、見事2場所連続の二桁勝利を挙げて大関取りの足固めをした。2008年1月場所前の横審の稽古総見でも復帰した朝青龍白鵬の両横綱の申し合いにただ1人割って入り、朝青龍にぶつかっていく向こう意気の強さを見せるなどした。このような前向きな姿勢と場所ごとに力強さを増す取り口などから、強力な大関候補として期待されていた。
自身のブログのタイトルにもあるように「真っ向勝負」を身上としている。体の重心が低い所にある上に、足腰が非常に強く、変化を喰いにくく、土俵際での粘りもある。立合いが鋭く相手に突き刺さるようであると形容される。現代の力士の中では相対的に軽量であるにもかかわらず、突き押し相撲は出足が鋭く腕がよく伸び、相手を真っ直ぐに土俵外に出すことができるほどの力がある。廻しをとっての投げも、白鵬を下すほどの鋭さを誇る〔軽量を活かした速い相撲が魅力!横綱日馬富士 2013年02月07日更新〕。また、他の力士では到底あり得ないような位置から廻しを取ることも可能で、一気に中に入ることも出来る。
かつては真っ向勝負のイメージを逆手に取り、立合いの変化を使う事も多かった。2005年(平成17年)11月場所9日目の琴欧州(当時)戦では負けたものの、「変化はしたくなかった。これからも対戦する相手だから」と語るなど真っ向勝負をにおわせる発言をしていた。相手が変化を警戒しないので非常に決まりやすいため、〔大相撲コラム集(キモはここなのだ!)真っ向勝負にこだわっていたから決まった変化技(幕内・安馬)-goo大相撲 〕実際には多くの取り組みで変化を用いていた。また2008年9月場所は12勝を挙げたが、勝ちにいく相撲を取っていたために変化が目立っており、客席からも冷ややかな声があったと夕刊フジの取材に答えている〔『変化を完全封印! 安馬、大関へ“真っ向勝負”誓う』 MSNスポーツ(夕刊フジ) 2008年11月21日〕。ところが、大関獲りとなった翌11月場所では、変化を用いることなく13勝し、大関昇進を果たしている〔『新大関・安馬の素顔(下)貴ノ花に近づきたい…真っ向勝負決意』 スポーツ報知 2008年11月26日〕。しかしながら、2009年5月場所では11日目の稀勢の里戦で立ち合い変化しとったりで勝利を収めるなど、大関となった後も完全に変化を捨てたわけではなかった。この取り組みでは、全勝と1敗の対戦で熱戦が期待されていただけに、館内は落胆の声に包まれた。しかし、横綱に昇進してからは変化らしい変化は陰を潜めている。
また、三役定着の頃から上位陣には闘志をむき出しにして強さを発揮するものの、時に同等以下の力士にあっさり取りこぼしてしまうことがあり、大関、横綱になった後もなお完全には改善されていなかった。
その軽量や注文相撲、何より外国人(モンゴル出身)力士という境遇、さらにしばしば上位を苦しめる安美錦と同じ部屋〔これは同じ相撲部屋に所属する力士とは本場所で対戦しないからである。〕であるために綱取りに際しては厳しい意見が飛び交い、横綱審議委員会内館牧子に至っては2009年(平成21年)7月場所前に「2場所連続で優勝すれば横綱昇進というのであれば横審はいらない」と発言し、日馬富士の綱取りには極めて高レベルな成績が要求された。こうした横審の逆風に遭う中、2012年(平成24年)9月場所にて2場所連続全勝優勝を決め、見事横綱昇進を果たした。2場所連続全勝優勝での横綱昇進は、1994年11月の二代目貴乃花(現・貴乃花親方)以来実に18年ぶりのことである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日馬富士公平」の詳細全文を読む




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