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『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』 (Dance In The Vampire Bund) は、環望による日本の漫画作品。『月刊コミックフラッパー』において2006年1月号より2012年10月号まで連載。 本項では続編の『スカーレットオーダー』、および外伝の『ダイブ イン ザ ヴァンパイアバンド』『スレッジハマーの追憶』についても併せて記述する。 == 概要 == 東京湾沖の架空の人工都市ヴァンパイアバンドを舞台に、ヴァンパイアの女王ミナ・ツェペッシュとその従僕である人狼の少年、アキラの恋と戦いを描くアクション作品。ヴァンパイアが国民に秘密裏に日本政府から埋め立て地を買い取り、王国を建設するという基本設定に加え〔実際の国際法、国内法に照らし合わせると法的な拘束力を持たない取引だが作品世界内では合法と思われる。〕、血を吸うことを拒む「牙なし」が登場するなど、既存の吸血鬼の概念に新たな解釈を加えたヴァンパイア像が話題となった。また作者の環望が成人向け漫画で執筆していたということもあり、独特のタナトスとエロスに彩られた作品観が描かれている。サブタイトルは吸血鬼や人狼が登場する作品名(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、『悪徳学園』など)がオマージュとして用いられることが多い。 この作品におけるバンド (bund) とは、19世紀後半から20世紀前半にかけ上海に存在した租界地区、いわゆる外灘 (ワイタン、ピンイン:Wàitān、がいたん)を指すとみられる。本来「bund」は築堤・埠頭を意味するインド起源の英単語であるが、かつての大英帝国植民地の多くが海沿いに存在したことから、租界地区そのものを「bund」と呼ぶこともあった。なお外灘 とは「外国人の河岸」を意味する。 この作品はアメリカ、台湾、韓国、タイ、ドイツ、イタリア、フランス、スペインでも出版されている。 『月刊コミックフラッパー』2009年8月号において、テレビアニメ化が発表され、2010年1月より放送された。 2012年10月号で「第一部」が終了。2013年春より「第二部」の開始が告知され、その間は幕間劇とも言える「スレッジハマーの追憶」が連載されていたが、第二部「スカーレット オーダー ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド2」が開始したのは2014年1月号からとなっている。 2009年8月よりメディアファクトリー公式モバイルサイト「メディファク☆モバイル」にて、作者本人による外伝『ダイブ イン ザ ヴァンパイアバンド』第一部が配信。第二部は2012年12月よりpixivコミックに発表の場を変えて配信されている。 また作者主催の同人誌において小説による外伝が多数発表されている。描き手は原作者本人ではなくその友人達であるが、全篇に渡り環による監修がなされている上、小説で描かれた人物や設定が度々本編に流用されているため、公式外伝と捉えて差し支えない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dance in the Vampire Bund 」があります。 スポンサード リンク
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