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ダーラム発酵管(ダーラムはっこうかん、Durham fermentation tube、ダーラム管)は微生物学の実験器具で、細菌のガス産生能を調べるための発酵管の一種である。 == 概要 == ダーラム発酵管は、細菌のガス産生能〔ガス産生能は細菌の化学性状のひとつであり、細菌の分類の目安となる指標である。〕の有無を調べる道具としてが発表した発酵管〔発酵管には他にスミス管やキューネ管などがある。〕である。 はダーラム発酵管を 綿栓またはシリコン栓をした小試験管 (150 x 12 mm) に一端を封じた小ガラス管 (50 x 6 mm) を開口部を下にして入れたものと定義する。 ダーラム発酵管に液体培地を入れ、高圧蒸気滅菌し、滅菌後急冷〔急冷すると小ガラス管内の気泡が消える。〕して、小ガラス管内に気泡のない発酵管を選ぶ。 これに細菌を接種して培養し、培養後小ガラス管内に気泡があれば、接種した細菌はガス産生能があると判断される。 食品の大腸菌群検査等にも利用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダーラム発酵管」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Durham tube 」があります。 スポンサード リンク
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