翻訳と辞書 |
チェリャヂ チェリャヂ〔田中陽兒『世界歴史体系 ロシア史 1 -9世紀~17世紀-』p122〕〔和田春樹『ロシア史』p39〕(とは、キエフ・ルーシ期の隷属民を指す言葉である。 チェリャヂという用語は、元来は戦争捕虜奴隷を指す言葉であり、後に家内奴隷的な意味で用いられた。その登場は古く、指導者層を意味する用語と共に、東スラヴの諸部族における社会的階層の分化の進行が示唆される。9世紀から10世紀にかけては売買の対象となった。12世紀には、チェリャヂに代わってホロープ(ru)という用語が用いられるようになった。 16世紀より、ポーランド・リトアニア共和国において、若干意味の異なる(用法に幅のある)Czeladź(pl)という用語が用いられ、18世紀のポーランド分割の後に帝政ロシアでも使用された。18世紀から19世紀のロシアでは、チェリャヂはポメシチニク(ru)(地主貴族〔井桁貞義『コンサイス露和辞典』p773〕)の召使い(ru)を意味した。 ==出典== 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チェリャヂ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|