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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
瞬膜(しゅんまく、)とは、まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透明の膜。第三眼瞼()ともいう。 鳥や爬虫類が瞬きをするとき、目の内側から瞬間的に出てくるため「瞬膜」と呼ばれる〔ただしイヌやネコはこのような瞬きをしないので、「瞬膜」ではなく「第三眼瞼」と呼ぶ方が正確である。 〕。 == 瞬膜をもつ種 == 両生類や魚類の一部(サメの仲間)、及び鳥類、爬虫類は発達した瞬膜をもつが、哺乳類では瞬膜が痕跡器官となっている種も多く、霊長類では一部の種に限られる〔R.オーウェン 1866–1868. ''Comparative Anatomy and Physiology of Vertebrates''. London.〕〔Why do cats have an inner eyelid as well as outer ones? Scientific American. 20 Nov 2006. (Accessed 2 Nov 2011)〕。ただし哺乳類でもラクダやホッキョクグマ、ツチブタ、鰭脚類(アシカやアザラシの仲間)には完全な瞬膜がある。鳥は自由に瞬膜を動かすことができる。 ヒトの場合、半月襞(はんげつひだ、plica semilunarisまたはsemilunar fold)とそれに繋がる筋肉がおそらく他の瞬膜に対応する器官ではないかと考えられている〔The Eye: Basic Sciences in Practice by John V. Forrester, p. 82 〕。霊長類のほとんどの種はこの半月襞をもつが、キツネザルやロリス下目の種は十分に発達した瞬膜をもつ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瞬膜」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nictitating membrane 」があります。 スポンサード リンク
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